マネジメント・リーダーシップ・組織

マネジメント・リーダーシップに関するビジネス書籍の要約・書評の一覧です。
経営者や組織長、リーダーとしての心がけから組織論、マネジメント手法まで、
新刊とロングセラーからおすすめの本をまとめています。

『2000社の赤字会社を黒字にした社長のノート』
(長谷川和廣/著)

仕事や日常生活で気づいたことをノートに取っているビジネスパーソンは少なくないが、それを何十年も継続するには、相当の意志の強さが必要だ。本書は 40年間にわたり 2,000社以上の赤字会社の事業再生に携わった著者が、40年間書き続けたノートから、特に仕事や経営にすぐに役立つエッセンスを凝縮した一冊である。

『キリンビール高知支店の奇跡』
(田村潤/著)

著者の田村潤氏は、キリンビール高知支店に赴任後、全国最下位クラスだったシェアを、圧倒的 1位にまで押し上げた。それはちょうど、キリンがライバルのアサヒビールに迫られ、トップの座を奪われるまでの時期と重なっていた。全国的にはキリンのシェアが下がり続ける中、高知支店だけはなぜ、勝ち続けることができたのだろうか。それは著者曰く、「愚直な基本活動」にある。

『組織サバイバルの教科書 韓非子』
(守屋 淳/著)

「うまく機能する組織とは、どのようなものか」「組織で活躍できるのは、どのような人なのか」といった問題は、どの地域、どの時代でもクローズアップされてきた。この難問に対して、正反対の立場から解答を出そうとしたのが、『論語』と『韓非子』だ。

『採るべき人 採ってはいけない人』
(奥山 典昭/著)

中小企業やスタートアップ企業では、一人ひとりの職責が大きく、大企業以上に逸材の獲得が必要である。一方で、「小さな会社では優秀な人材が採れない」「優秀な人材は、大企業が持って行ってしまう」という声も多い。だが、長年企業の人材採用をプロフェッショナルとして支援してきた著者からすれば、この認識は誤りだ。

『導く力 ―自分をみつめ、自ら動く』
(守屋智敬/著)

組織において部下を持つ立場になると、自分のリーダーシップや「導く力」について考えざるをえない機会が多くなる。ここで「導く」というと、他人を導くことがすぐに想定されるが、そうしたテクニックを求める思いで本書を読み始めると、すぐにその認識を改める必要があることに気付かされる。

『これからのマネジャーの教科書』
(グロービス経営大学院/著)

「中間管理職」とも呼ばれる「ミドルマネジャー」は、日本人にとってはネガティブなイメージの強いポジションでもある。現実に多くのミドルマネジャーは、難しいジレンマやしがらみを抱えて苦しんでおり、これは「管理職になりたくない若者」が増える一因にもなっている。しかし会社を見渡せば、ミドルマネジャーとして生き生きと働き、そのうえで成果も出し続ける人がいるのも確かだ。

『日本のマネジメントの名著を読む』
(日本経済新聞社/編)

時代を越えて読み継がれる「名著」は数多く存在し、そうした先人の叡智は大きな示唆を与えてくれる。だが、なかなか手に取る暇がないビジネスパーソンも多いはずだ。そこで本書では、著名コンサルタントやビジネススクール人気教員たちが、自らの推薦する日本のマネジメントの名著を紹介し、ケーススタディを交えてわかりやすく解説する。

『イルミネート:道を照らせ。』
(ナンシー・デュアルテほか/著)

組織に新しいアイデアややり方を導入する際、周りの無理解や現状維持志向に悩まされたことがある方は多いはずだ。本書によれば、大きな成果を残した起業家や社会活動家も、同様に悩んでいた。ただ、彼らが違っていたのは、灯台のように人々を導くビジョンを掲げ続け、適切なタイミングで適切なコミュニケーションを行っていたことだという。

『EQ 「感じる力」の磨き方』
(高山直/著)

現在エール大学学長を務めるピーター・サロベイ博士とニューハンプシャー大学教授のジョン・メイヤー博士によって提唱された EQ(Emotional Intelligence:感情能力)理論をご存じの方も多いだろう。「ビジネスの成功は 20%の IQと80%の EQである」という調査結果が経済界に注目され、1990年代に「こころの知能指数」として日本にも広まった。

『会社が生まれ変わる「全体最適」マネジメント』
(石原 正博/著)

多くの企業では「経営改革や人事改革、業務改革が進まない」「経営と現場に壁がある」といった問題を抱え、解決してもまた問題が発生することを繰り返している。著者によれば、この原因が「部分最適」だ。これは、当事者が見える範囲で問題を解決してしまい、会社全体では極めて非効率な状態に陥ってしまうことだ。