マネジメント・リーダーシップ・組織

マネジメント・リーダーシップに関するビジネス書籍の要約・書評の一覧です。
経営者や組織長、リーダーとしての心がけから組織論、マネジメント手法まで、
新刊とロングセラーからおすすめの本をまとめています。

『イオンを創った女の仕事学校―小嶋千鶴子の教え』
(東海友和/著)

小嶋千鶴子氏は、イオングループ創業家の 岡田卓也氏(現イオングループ名誉会長)の実姉であり、戦後家業の呉服店「岡田屋」からイオンへの飛躍を人事・組織戦略からサポートし続けた人物である。本書は好評を博した小嶋氏の評伝『イオンを創った女』の実践編として、その教えをQ&A形式で再現した一冊だ。

『フルキャリマネジメント―子育てしながら働く部下を持つマネジャーの心得』
(武田 佳奈/著)

近年、女性の働き方が多様化している。これまでは、大別すれば、プライベートより仕事を最優先する「バリキャリ」と、家庭を優先しながらできる範囲で働く「ゆるキャリ」の2種類が主だったと言われているが、最近増えているのが、家庭や子育てを大事にしながら、仕事を通じた貢献や自己成長なども目指す「フルキャリ」だ。

『Think CIVILITY―「礼儀正しさ」こそ最強の生存戦略である』
(クリスティーン・ポラス/著)

「礼儀正しさ」や「礼節」というと、ビジネスマナー上の論点だと思う方もいるかもしれない。しかし本書によれば、職場で、他人を軽んじる、話を聞かない、罵倒するなどの無礼な態度を取られた人の約半数が、意図的に仕事にかける労力や時間を減らすという。逆に、礼節ある職場の生産性が向上する事実も数多く確かめられている。

『「アンコンシャス・バイアス」マネジメント―最高のリーダーは自分を信じない』
(守屋智敬/著)

近年の企業における働き方改革やダイバーシティ推進の文脈のなかで、「アンコンシャス・バイアス」という概念が注目を集めている。これは誰もが持っている「無意識の偏見」のことで、たとえば「彼女は小さい子どもがいるので泊まりの出張は無理」「プライベートを優先する社員は昇格に興味がない」といった決めつけや思い込みとして現れる。

『THE TEAM 5つの法則 』
(麻野耕司/著)

働き方改革やダイバーシティの推進によって雇用形態や勤務スタイルなどの多様化が進み、「個」をつなぐ「チーム」の力の重要性は増している。優れたチームビルディングができれば、1+1は2よりも大きくなり得る。本書はそうしたチームビルディングの実践的な「法則」を、精神論や経験論ではなく、理論的かつ体系的にまとめあげた一冊だ。

『看板のない居酒屋』
(岡村佳明/著)

静岡県内で「遊洒 岡むら」など繁盛店を複数店経営する岡村佳明氏。その原点は、著者の母親が切り盛りするカウンター5席だけの小さな居酒屋にあった。本書では、そんな母親から受け継いだ教えをもとに、「宣伝しない、看板出さない、入り口がわからない」という独自のコンセプトによるお店作り、人づくりの秘訣を解説した一冊だ。

『最高のリーダーは2分で決める』
(前田鎌利/著)

管理職やチームリーダー、プロジェクトリーダーなどの人をまとめる立場になると、意思決定を任されることも増える。そこで意思決定のスピードが遅いと、必然的に多くの課題に対応できなくなり、マネジメントにも手が回らなくなる。こうした意思決定のスピードアップは、今後さらに加速するであろう事業環境の変化に対応するためにも必要だ。

『OODA LOOP(ウーダループ)―次世代の最強組織に進化する意思決定スキル』
(チェット・リチャーズ/著)

現代は、IT技術やグローバル化が進み、市場環境の変化が早く不確実性が高い時代だ。そうした中で、企業が中長期戦略を立てて実行し、進捗を管理していくという「PDCAサイクル」では対応できないという声がビジネスの現場ではあがっている。そこで注目を集めているのが、「OODA(ウーダ)ループ」という意思決定理論だ。

『ほめられたいときほど、誰かをほめよう』
(鳥越恒一/著)

近年「働き方改革」のしわ寄せか、マネジャー層、特にプレイングマネジャーが疲弊している現場が増えているという。当たり前だがマネジャーも人間であり、心が疲れたり、どうすべきかわからず途方に暮れてしまうこともある。本書はこれまで5万人以上の悩める店長を救ってきた著者が、そうした時のヒントを 50の言葉にまとめたものだ。