マネジメント・リーダーシップ・組織

マネジメント・リーダーシップに関するビジネス書籍の要約・書評の一覧です。
経営者や組織長、リーダーとしての心がけから組織論、マネジメント手法まで、
新刊とロングセラーからおすすめの本をまとめています。

新着

『TIME TALENT ENERGY ―組織の生産性を最大化するマネジメント』
(エリック・ガートンほか/著)

企業における経営資源といえば「ヒト」「モノ」「カネ」の要素が有名だが、近年のカネ余りや金利低下などによって、資金調達の難易度は以前より下がっている。そうした中、日本でも労働力人口の減少による採用難や働き方改革による生産性向上に注目が集まっているように、世界的に「ヒト」の重要性が増してきているという。では「ヒト」の能力を最大限活用する、つまり組織の生産性向上においては、何が重要なのか。

『衰退の法則―日本企業を蝕むサイレントキラーの正体』
(小城武彦/著)

近年、優良企業とされた伝統ある企業が、いつの間にか底なしの業績不振に陥っていることが少なくない。それまでは順調に業績を上げていたはずの企業が、事業環境の変化をきっかけに崩れ落ち、そして破綻してしまうのだ。このような企業には、共通のメカニズムが存在するという。それが本書で解き明かされる「衰退惹起サイクル」と呼ばれるメカニズムだ。

『超ホワイト仕事術 ―部下を定時に帰してやる気と成果を一気に引き上げる』
(高野孝之/著)

近年、長時間労働やサービス残業といった特徴を持ついわゆる「ブラック企業」の問題が世間の耳目を集めている。また、現在働き方改革が叫ばれているように、日本企業の生産性は先進国のなかでも特に低い。こうした状況を改善するために、従業員各人の意識や働き方改革が必要なのは言うまでもないが、キーとなるのは経営者を含むマネジャー層だ。

『アクセンチュア流 生産性を高める「働き方改革」』
(江川昌史/著)

ここ1~2年、「働き方改革」が叫ばれ、長時間労働の是正や在宅勤務の推進などが政府主導で行われている。世間にこうした動きが広まる前から社内の労働環境とカルチャー変革に取り組み、成果をあげているのが、大手外資系コンサルティング企業のアクセンチュアだ。コンサルティングという事業特性もあり、以前は長時間労働が美徳とされるカルチャーだったが、現在は社員1人あたり1日平均1時間にまで残業が減少したという。

『「学習する組織」入門 — 自分・チーム・会社が変わる 持続的成長の技術と実践』
(小田理一郎/著)

技術革新やグローバル化の進展などにより、企業を取り巻く環境の変化は激しさを増している。そうした時代における組織開発理論として近年注目を集めているのが、ピーター・センゲ氏が提唱した「学習する組織」だ。学習する組織とは、集団としての意識と能力を自発的・継続的に高め続ける組織のことで、特定のメンバーに頼るのではなく、組織として高いパフォーマンスを上げることを目指すため、環境の変化にも適応しやすい。

『実践するオープンイノベーション』
(トーマツ ベンチャーサポート/著)

ビジネス環境の変化による「自前主義」の限界から、近年日本でも大企業とベンチャー企業などとの協業によりイノベーションを起こそうとする「オープンイノベーション」が注目を集めている。ではその実践にあたり、何から始めればよいのか。本書は、オープンイノベーション導入のための仕組みや組織風土のつくり方を解説し、そんな疑問に答える実践的な一冊だ。

『防衛大で学んだ無敵のチームマネジメント』
(濱潟好古/著)

管理職やマネジャー、チームリーダーなど、組織を引っ張る立場の人の中には、部下育成やチームの成果の出し方に苦労し、心が折れそうになる人も多い。厳しい校風と一枚岩の組織力で知られる防衛大学校(以下防大)出身の著者が「防大式マネジメント」を解説した本書は、そんな悩みを吹き飛ばす骨太で熱い一冊だ。

『動機づけのマネジメント』
(横田雅俊/著)

近年、企業間競争が激化し、労働力人口が減少する中、経営資源としての一人ひとりの人材の重要性は高まっている。そこで多くの企業では、社員の「モチベーション」をいかに高めていくかが課題となっている。各人のモチベーションに火をつけるためには、人を行動に駆り立てる「動機づけ」の技術が必要だが、現実には、若い世代の仕事観の変化などにより、動機づけも一筋縄ではいかない。

『最強の組織をつくる「5S」のススメ』
(戸敷進一/著)

会社のイベントに遅刻者が多い」「決めたことが守れない」「他部門のことに無関心」「まともなあいさつもできない」など、組織をめぐる問題は様々だ。「業種・規模・地域を問わない組織活性化」の専門家として、15年以上にわたる現場での指導経験を持つ著者は、その原因として、世代、職位、性別などによる価値観の多様化を挙げる。

『プロフェッショナルマネジャー』
(ハロルド・ジェニーン/著)

経営論の名著と呼ばれる本は数多く存在するが、日本を代表する名経営者 柳井正氏をして「人生で最高の経営書」と言わしめた実践的な経営書として知られるのが、本書『プロフェッショナルマネジャー』だ。米国通信企業大手 ITT最高経営責任者として、14年半(58四半期)連続増益という驚異的な結果を残した、故ハロルド・ジェニーン氏の自伝的経営論である。