マネジメント・リーダーシップ・組織

マネジメント・リーダーシップに関するビジネス書籍の要約・書評の一覧です。
経営者や組織長、リーダーとしての心がけから組織論、マネジメント手法まで、
新刊とロングセラーからおすすめの本をまとめています。

『実践するオープンイノベーション』
(トーマツ ベンチャーサポート/著)

ビジネス環境の変化による「自前主義」の限界から、近年日本でも大企業とベンチャー企業などとの協業によりイノベーションを起こそうとする「オープンイノベーション」が注目を集めている。ではその実践にあたり、何から始めればよいのか。本書は、オープンイノベーション導入のための仕組みや組織風土のつくり方を解説し、そんな疑問に答える実践的な一冊だ。

『防衛大で学んだ無敵のチームマネジメント』
(濱潟好古/著)

管理職やマネジャー、チームリーダーなど、組織を引っ張る立場の人の中には、部下育成やチームの成果の出し方に苦労し、心が折れそうになる人も多い。厳しい校風と一枚岩の組織力で知られる防衛大学校(以下防大)出身の著者が「防大式マネジメント」を解説した本書は、そんな悩みを吹き飛ばす骨太で熱い一冊だ。

『動機づけのマネジメント』
(横田雅俊/著)

近年、企業間競争が激化し、労働力人口が減少する中、経営資源としての一人ひとりの人材の重要性は高まっている。そこで多くの企業では、社員の「モチベーション」をいかに高めていくかが課題となっている。各人のモチベーションに火をつけるためには、人を行動に駆り立てる「動機づけ」の技術が必要だが、現実には、若い世代の仕事観の変化などにより、動機づけも一筋縄ではいかない。

『最強の組織をつくる「5S」のススメ』
(戸敷進一/著)

会社のイベントに遅刻者が多い」「決めたことが守れない」「他部門のことに無関心」「まともなあいさつもできない」など、組織をめぐる問題は様々だ。「業種・規模・地域を問わない組織活性化」の専門家として、15年以上にわたる現場での指導経験を持つ著者は、その原因として、世代、職位、性別などによる価値観の多様化を挙げる。

『プロフェッショナルマネジャー』
(ハロルド・ジェニーン/著)

経営論の名著と呼ばれる本は数多く存在するが、日本を代表する名経営者 柳井正氏をして「人生で最高の経営書」と言わしめた実践的な経営書として知られるのが、本書『プロフェッショナルマネジャー』だ。米国通信企業大手 ITT最高経営責任者として、14年半(58四半期)連続増益という驚異的な結果を残した、故ハロルド・ジェニーン氏の自伝的経営論である。

『カルロス・ゴーンの経営論』
(公益財団法人日産財団/監修)

ビジネス環境の不確実性と変化のスピードが強まるなか、多くの人がリーダーシップを発揮しなければならない場面が増えている。だが、日常業務に忙殺され、リーダーシップについてじっくり学べる機会は多くない。そうした時に頼もしい指針となる一冊が、日産自動車を V字回復に導いた名経営者カルロス・ゴーン氏が、リーダーは何を考え、どう行動すべきかを具体的に説いた本書『カルロス・ゴーンの経営論』だ。

『チームの力で社員は伸びる!』
(澤井雅明/著)

企業における人材育成には、研修やOJT(オン・ザ・ジョブ・トレーニング)、日々のマネジメントなど、様々な手法がある。だが同時に、これらの手法には、座学と実務との隔たり、プレイングマネジャーの増加やグローバル化などによる OJT指導人材の不足など、様々な課題も存在している。そうした中で注目され、欧米のビジネススクールなどでも導入されている人材トレーニング手法が、「アクションラーニング」だ。

『現代の帝王学〔新装丁版〕』
(伊藤肇/著)

「帝王学」と聞いて、権謀術数の世界をイメージする方もいるかもしれない。しかし、本書でいう帝王学とは、政治の手練手管ではなく、古今東西変わらぬ人間の本質への深い洞察に基く、「人間学」である。本書は、多くの政財界人の指南役をつとめた陽明学者・安岡正篤に師事し、自らもジャーナリストとして多くのリーダーたちと直に接した伊藤肇氏が、その帝王学のエッセンスを説いた一冊だ。

『いい人材が集まる、性格のいい会社』
(佐藤雄佑/著)

本書では、中小・ベンチャー企業は、企業規模や知名度といった「外見」ではなく、ビジョンや働く仲間、働き方などの「性格」で勝負すべきであるとして、「性格のいい会社」のつくり方を指南する。著者によれば、性格のいい会社とは「人に対する考え方」、つまり人事ポリシーがあり、社員に働きがいと多様な働き方を提供できる会社だ。

『マネジメントとは何か』
(スティーブン P. ロビンズ/著)

ネジメントの手法を説く書籍は多いが、個人的な経験に基づいていたり、根拠が希薄な内容の本もまた多い。本書『マネジメントとは何か』は、そうした裏付けのない「マネジメントの迷信」を排し、人間行動や組織行動学の研究成果から、マネジメントに効果的だと実証されている内容を、専門用語を使わずに解説した一冊だ。