IT・WEB・科学

IT・WEB・科学に関するビジネス書籍の要約・書評一覧です。
クラウド、O2OなどWEB業界の最先端トレンドやテクノロジー、自然科学まで、
おすすめの本を新刊とロングセラーからまとめています。

新着

『インド・シフト―世界のトップ企業はなぜ、「バンガロール」に拠点を置くのか?』(武鑓行雄/著)

近年、世界トップ企業がこぞってインドに大規模拠点を置いているのをご存じだろうか。マイクロソフト、グーグル、アマゾンなどの巨大企業が、インドのシリコンバレーと呼ばれる「バンガロール」に戦略的に進出しているのだ。バンガロールで今何が起こっているのか?インドが持つ大きな可能性を徹底的に解き明かしたのが本書である。

『最高の雑談力―結果を出している人の脳の使い方』
(茂木健一郎/著)

「雑談」というと、意味がない世間話やムダ話という印象は根強い。しかし雑談とは本来クリエイティブな行為であり、新しい発見やアイデアを生み出し、仕事にもプライベートにも大いに役立つものだ。さらに著者であり脳科学者の茂木健一郎氏によれば、雑談には脳機能を活性化させる効果もあるという。

『「AIで仕事がなくなる」論のウソ―この先15年の現実的な雇用シフト』
(海老原嗣生/著)

現在「AIに仕事を奪われる」といった議論がいたるところで展開され、それに対する反応は仕事を将来を案じる人、自分が現役の間は逃げ切れると楽観視する人などに分かれる。しかし、実は AIによる雇用崩壊を報告しているレポートでは、実際の現場を調べずに書かれていることが多く、現実的予測として議論のベースにするには危険が残るという。

『年をとるほど賢くなる「脳」の習慣』
(バーバラ・ストローチ/著)

加齢に対しては多くの人がネガティブな印象を持ちがちで、肉体だけでなく、人間の脳も年をとればとるほど衰えるものと考えられている。だが最新の研究によれば、中年期(本書では40~68歳)を迎えると脳組織が再構成され、それまでとは異なる働きをし始めるという。その結果、若い時よりもより複雑な課題もたやすく処理することができるようになるのだ。

『AI vs. 教科書が読めない子どもたち』
(新井紀子/著)

東京大学合格を目標にしたAI(人工知能)「東ロボくん」開発プロジェクトをご存じの方は多いだろう。数学者で同プロジェクトを主導した著者が、同時期に日本の中高生の読解力を診断するテストを実施したところ、驚愕の実態が明らかになった。彼らの多くは、詰め込み教育によって英単語や年表、計算などの表層的知識はあっても「読解力」がない、すなわち中学校の教科書レベルの文章を正確に理解できていなかったのだ。

『デジタルエコノミーはいかにして道を誤るか―労働力余剰と人類の富』
(ライアン・エイヴェント/著)

テクノロジーの進化によるデジタル革命は、ロボットへの仕事の置き換えやシェアリングエコノミーの浸透など、社会に次々と変化をもたらしている。その結果、これまで存在してきた様々なものの価値が薄れたり、逆に高まったりしているが、今、その価値が高まっていると言われているのが「ソーシャル・キャピタル」だ。

『日本再興戦略』
(落合陽一/著)

日本の人口減少と少子高齢化は停滞する経済とあわせて、ネガティブに語られることが多いテーマだ。しかし本書の著者であり、テクノロジーやアート、教育などの分野の最前線で活躍し、メディアアーティスト、筑波大学学長補佐・准教授、ピクシーダストテクノロジーズ CEOなど多くの肩書を持つ落合陽一氏によれば、日本の人口減少は“稀有な大チャンス”だ。

『お金2.0―新しい経済のルールと生き方』
(佐藤航陽/著)

ビットコインに代表される仮想通貨などのフィンテック(金融×テクノロジー)、シェアリングエコノミー(共有経済)や評価経済、ベーシックインカムの議論など、近年お金や経済のあり方が大きく変化しつつある。その潮流にはどんな意味があるのか、そしてこれから何が起こるのか、それが本書のメインテーマだ。

『AIが神になる日―シンギュラリティーが人類を救う』
(松本徹三/著)

人工知能(AI)の加速度的な発展に伴い、「人間とAIはどう向き合うべきか」が毎日のように議論されている。そんな前代未聞の時代に、「AIが人類を滅ぼす」と警告する識者も少なくないが、本書は「AIが人間に代わって世界を支配しなければ、人類は滅びる」という大胆な仮説を提唱する。つまり、合理性や判断に不完全さを残す人類が今後の道を誤らないためには、正しい心を持ったAIが「神」となることが必要だということだ。

『スマート・インクルージョンという発想―IoT/AI×障害者が日本の未来を創る!』
(竹村 和浩/著)

「インクルージョン」という言葉をご存じだろうか。日本語では「(社会的)包摂」などと訳され、主に、障害のある子供を含むすべての子供たちが、それぞれ適切な教育を受けつつ通常学級で共に学ぶという「インクルーシブ教育」の文脈で登場し、徐々に浸透しつつある言葉だ。その本質は、「障害も一つの個性」「一人ひとりの多様性の尊重」という考え方にあり、ダイバーシティに代わる言葉としてアメリカの人事・HR領域でも使われ始めているという。