IT・WEB・科学

IT・WEB・科学に関するビジネス書籍の要約・書評一覧です。
クラウド、O2OなどWEB業界の最先端トレンドやテクノロジー、自然科学まで、
おすすめの本を新刊とロングセラーからまとめています。

『エネルギーデジタル化の最前線 2020』
(江田健二/著)

エネルギービジネスは今後、インフラ産業から情報・サービス産業へと発展する」と言われても、すぐに理解できる方は少ないかもしれない。だがこれが、半年以上かけてエネルギービジネスで先進的取り組みを行う企業へインタビューを続けた著者の最終的な結論である。その鍵を握るのが、IoTやスマートメーターによるエネルギー利用データだ。

『5Gビジネス』
(亀井卓也/著)

2020年の東京オリンピック開催にあわせて本格商用化される、次世代通信技術「5G」。現在主流の「4G」の 10倍とも 100倍とも言われる通信速度の向上はよく喧伝されているが、実は 5Gのメリットは「高速大容量」だけではない。「多数同時接続」「低遅延・高信頼性」も著しく向上し、社会・産業面への大きなインパクトが期待されるのだ。

『グーグルが消える日 Life after Google』
(ジョージ・ギルダー/著)

アメリカの巨大 IT企業の中でも、グーグルは単なる一企業の枠を超え、無料のインターネットインフラとして「世界のシステム」となった点で特殊である。本書は、そんなグーグルがつくり上げた現在のインターネットの世界とその限界を指摘する警世の書だ。グーグルが抱える致命的な問題点を指摘し、「グーグル後の世界」の展望を示す。

『われわれはなぜ嘘つきで自信過剰でお人好しなのか―進化心理学で読み解く、人類の驚くべき戦略』

かつてわれわれ人類の脳は、道具の使用や飢え、自然災害など“物理的”課題に対応するために発達を遂げたと考えられていた。だが、近年の研究では、“社会的”課題(相互依存性の高い集団のほかのメンバーに対処するときの課題)に対応した結果、著しく脳が発達してきたことが明らかになりつつある。

『SNS変遷史―「いいね!」でつながる社会のゆくえ』
(天野 彬/著)

近年フェイスブック、ツイッター、インスタグラム、TikTokなど、SNSの隆盛が著しい。炎上やプライバシーなど、SNSに関する問題も頻発しているが、なぜ SNSはここまで存在感を放つようになったのか。そして、SNSの中での流行り廃りはなぜ生まれるのか。本書では、SNSの来歴とともにその影響力や特性を考察する。

『フューチャー・プレゼンス―仮想現実の未来がとり戻す「つながり」と「親密さ」 』
(ピーター・ルービン/著)

ヴァーチャル・リアリティ(以下 VR)と言えば、ゲームや映画といったエンターテインメント系コンテンツを思い浮かべる方が多いかもしれない。だが実は、識者に言わせれば、あらゆる産業に AI以上の影響を与える破壊的なテクノロジーであり、だからこそ、現在 GAFAをはじめ世界の錚々たる企業がVR技術やスタートアップに投資しているのだ。

『流れといのち─万物の進化を支配するコンストラクタル法則』
(エイドリアン・ベジャン/著)

「生命(いのち)とは何か」、この根本的な問いに本書は答える。その答えを導くのが、著者のエイドリアン・ベジャン氏が1996年に発表した物理法則「コンストラクタル法則」だ。この法則は、生物・無生物とを問わず「すべてはより良く流れるかたちに進化する」ことを示したもので、発表後、分野を越えて衝撃を与え、今なお研究が進められている。

『宇宙に命はあるのか 人類が旅した一千億分の八』
(小野 雅裕/著)

長年にわたり多くの人々を魅了し続ける「宇宙」。近年ではイーロン・マスクとジェフ・ベゾスという2人のカリスマ経営者が宇宙事業に進出したことも知られる。宇宙について思いめぐらす時に心の奥で湧き上がる「何か」のために、人類は技術を進歩させ、夢を追い続けてきた。本書は、そんな人類の宇宙への旅路の軌跡と未来を描いた一冊だ。

『AIをビジネスに実装する方法―「ディープラーニング」が利益を創出する』
(岡田陽介/著)

日本企業は世界的に見て、AIやディープラーニング(深層学習)技術の導入が遅れているという。その点を著者は「もはや『人工知能って何?』などと言っている時代ではない」と危惧する。AIやディープラーニングはすでに最先端技術ではなく、いかにして導入・活用していくかというフェーズに入っているのだ。