ビジネス書書評・要約一覧

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『ジョブ理論 イノベーションを予測可能にする消費のメカニズム』
(クレイトン・M・クリステンセンほか/著)

業界の常識を覆すようなイノベーションを起こしたいと考えている企業は多いが、どうしたらイノベーションを起こせるかという部分においては、運任せになっている企業がほとんどだ。それゆえ、近年イノベーション分野では、リーンスタートアップなどの確率論的アプローチが重視されている。しかし本書によれば、プロダクトに対する見方を変えれば、イノベーションが予測可能になるという。その画期的な理論が「ジョブ理論」だ。

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『アメリカの大学生が学んでいる「伝え方」の教科書』
(スティーブン E.ルーカス/著)

大勢の人の前で話し、自分の主張を伝えるプレゼンテーションスキルは、現代のビジネスシーンでは欠かせない。しかし一方で、自分の考えをどう伝えたら良いのかわからない、人前で話すことが苦手という人も多い。本書は、そんなプレゼン(英語圏ではパブリック・スピーキングと呼ぶ)の準備から構成、話し方のコツ、さらには紹介や受賞スピーチなどのテクニックまで解説した、まさにプレゼンの「教科書」と言える一冊だ。

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『経済ニュースの「なぜ?」を読み解く11の転換点』
(田村賢司/著)

日本中が株価と地価の高騰に熱狂した1980年代の「バブル経済」。今も頻繁に言及され、その崩壊が日本経済の長期低迷につながったことはよく知られているが、その現象や要因をきちんと説明できる人は実は少ない。本書はそんな「バブル」「デフレ」「人口減少」「財政赤字」「社会保険料増大」など、現在の日本経済の理解に必須ながら、直近の歴史ゆえに曖昧な理解にとどまりがちなテーマをわかりやすく解説する。

『世界のエリートは10冊しか本を読まない』
(鳩山玲人/著)

「本を読むのが遅い」「積ん読になってしまう」といった悩みを持つビジネスパーソンは多い。そのため、速読、多読などの読書術も注目を集めているが、実はそこで考えなくてはいけないのは、そもそも「何のために本を読むのか」だ。ハーバード・ビジネススクールに学び、サンリオのコンテンツビジネスの急成長を担い、LINE、DeNAなどの社外取締役も務めた著者が語る読書術は、あくまでもビジネス上の「課題解決」のためのものだ。

『実践するオープンイノベーション』
(トーマツ ベンチャーサポート/著)

ビジネス環境の変化による「自前主義」の限界から、近年日本でも大企業とベンチャー企業などとの協業によりイノベーションを起こそうとする「オープンイノベーション」が注目を集めている。ではその実践にあたり、何から始めればよいのか。本書は、オープンイノベーション導入のための仕組みや組織風土のつくり方を解説し、そんな疑問に答える実践的な一冊だ。

『世界のピークパフォーマーが実践する脳を操る食事術』
(石川三知/著)

ビジネスパーソンはアスリートのように体を動かすわけではないが、毎日「脳」を酷使している。また、試合や大会はないが、日々の判断や仕事が評価につながるため、いわば毎日が本番である。そうであるなら、ビジネスで高いパフォーマンスを上げ続けるには、常に脳のコンディションを万全に保つことが重要になってくる。

『全社員生産性10倍計画 1人500円かければ、会社は儲かる!』
(本間卓哉/著)

「どんなシステムを入れたらいいかわからない」あるいは「ITツールを入れたのに手間が増えて現場が混乱した」など、経営における IT活用はなかなか難しい。だが、ITツールは正しく活用できれば、日本企業の生産性向上の大きな切り札となり得る。本書は、企業のIT経営化のプロである著者が、そんな実践的なIT化戦略を解説したものだ。

『大前研一ビジネスジャーナル No.7』(バルト三国・ベラルーシの研究~今、日本が学ぶべき“小国家戦略”)

大前研一氏が、グローバルなビジネス情報の解説や分析を経営者層向けに解説する『大前研一ビジネスジャーナル』シリーズの第7弾。本号では「バルト三国・ベラルーシの研究~今日本が学ぶべき“小国家戦略”」と題し、バルト海東岸のエストニア・ラトビア・リトアニアの「バルト三国」とその南に位置するベラルーシの政治・経済情勢を考察する。

『技術は戦略をくつがえす』
(藤田元信/著)

『孫子』に代表される戦略書や戦史を愛読する経営者は多い。それは戦争における戦略と企業経営における戦略に相通じる部分があるからだ。本書は、そのなかでも「技術」と「戦略」の関係にフォーカスを当て、特に19世紀以降の近現代戦において兵器(≒技術)が、いかに戦略に影響を与えてきたのかを解き明かす異色のビジネス書である。

『多動力』
(堀江貴文/著)

グローバル化やインターネットの普及によりビジネス環境の変化は年々加速し、IoTなどのテクノロジーの進化によって業界の垣根も溶けていこうとしている。そうした時代において、一つの組織やスキル、肩書しか持たないことはリスクが高い。ではどうすればいいのか、そのヒントが本書のタイトルにもなっている「多動力」だ。