ビジネス書書評・要約一覧

新着

『1分で話せ』
(伊藤 羊一/著)

セールスから社内会議まで、ビジネスパーソンにとってプレゼンの機会は数多い。同時に、話し方や伝え方で悩む人も少なくないが、そうした人の多くが、情報やデータをまとめることに必死になっていたり、身振りや手振りを加えるといったプレゼンテクニックに拘泥していたりと、プレゼンの本質から離れたやり方をしてしまっている。

新着

『大人の道徳—西洋近代思想を問い直す』
(古川 雄嗣/著)

2018年度から、小学校でこれまで教科外活動とされた「道徳」が「教科」の1つに格上げされた。それに伴い、教授方法や評価方法、教えるべき価値観などについて議論が紛糾したのは記憶に新しい。だが、そもそも道徳とは何か、なぜ、そして何を学ぶべきか、なぜ学校で教わるのかなど、大人でも漠然としか理解できていないことも多い。

『戦略子育て 楽しく未来を生き抜く「3つの力」の伸ばし方』
(三谷 宏治/著)

近年AIやロボットの発展は目覚ましく、5年後の未来すら予測しづらくなった。しかし教育においては、今の子供たちが活躍するであろう20年後を見据えて手を打たなければならない。英語やプログラミング教育の必要性も叫ばれているが、著者がAIに負けない人材に必要だと説くのは、新しいものを生み出す力、そしてそれを支える「試行錯誤力」だ。

『教養として知っておきたい 「民族」で読み解く世界史』
(宇山 卓栄/著)

いまも世界を悩ませる紛争や対立、移民・難民問題、排外的なナショナリズムの勃興といった課題の多くは、「民族」の対立にその原因がある。各地の諸民族はそれぞれの歴史を有し、他の民族と互いに影響を与え合いながら世界史を形作ってきたが、本書は、人種や国民、民族という視点から、そんな壮大な世界史の流れを俯瞰した一冊だ。

『52歳からのお金のリアル―定年後の“長生きリスク”に効く処方箋』
(泉 正人/著)

日本人の平均寿命は年々延び、2016年には男性約81歳、女性約87歳となった。60年前に比べ約20年も伸びており、長寿の実現は喜ぶべきことだ。だがその間、日本の経済環境も激変し、社会保障制度が機能不全を起こしている。つまり多くの人にとって、国の年金だけでは安心できず、自分の老後を自分で守る時代が到来しつつあるのだ。

『どんな相手でもストレスゼロ!超一流のクレーム対応』
(谷 厚志/著)

「クレーム対応」は多くの人にとって、できればやりたくない仕事の一つだ。しかし、ほとんどの仕事でクレームや苦情はどうしても発生する。そのとき、どう対応すればお客様の怒りを鎮め、さらには良好な関係が構築できるのか。本書ではクレーム対応のプロが、具体的な失敗事例や NGワードを挙げながら、クレーム対応の真髄を解説する。

『世界の51事例から予見する ブロックチェーン×エネルギービジネス』
(江田 健二/著)

データを中央集権型ではなく分散型で安全・安定的に管理する革新的技術「ブロックチェーン」。ブロックチェーンは近年話題の仮想通貨ビットコインにも利用されているが、その影響は金融業界にとどまらない。特に親和性が高いと目されているのが、再生可能エネルギーやアジア・アフリカ市場の急成長といった変化の渦中にあるエネルギー業界だ。

『「読む力」と「地頭力」がいっきに身につく 東大読書』
(西岡 壱誠/著)

「読書術」に関する書籍の多くは、効率よく本の内容をインプットする手法を解説する。そんな中で本書は、読書で「地頭力」を鍛えるという異色の一冊だ。著者は歴代東大合格者ゼロの無名校の落ちこぼれ(元偏差値35)状態から一念発起、自ら考案した「『読む力』と『地頭力』を身につける読み方」の実践によって東大に合格した現役東大生。

『Beyond the Label―「こうあるべき」の先にある、自分流リーダーシップと成功の形』

近年、多様な働き方の実現が叫ばれているが、「自分らしい働き方」は人それぞれ異なる。では、どうすればそれを見つけることができるのか。ロレアルやGAPを経て、米国人女性として初のシャネルのグローバルCEOに就任、10年以上活躍した著者がキャリアを振り返った本書は、そんな「自分らしい働き方」と出会うためのヒントが詰まった一冊だ。

『江戸のCFO 藩政改革に学ぶ経営再建のマネジメント』
(大矢野 栄次/著)

江戸時代、諸藩は参勤交代や幕府の公共事業の費用を負担し、時に大洪水や凶作など自然災害に見舞われることもあり、莫大な借金を抱え込んでいた。その結果、武士の多くは日々の生活にも困るありさまだったという。貨幣経済が発展する中、苦しい経済状況にある藩政改革の推進役となったのが、藩主を含む多彩な財政家だ。