ビジネス書書評・要約一覧

新着

『孤独―ひとりのときに、人は磨かれる』
(榎本 博明/著)

SNSやコラボレーション、オープン・イノベーションなど、「つながる」ことに価値があるのはいうまでもないことだが、逆に創造性における「孤独」の価値も見直され始めている。「最上の思考は孤独のうちになされ、最低の思考は混乱のうちになされる」(エジソン)など、過去の偉大なクリエイターたちが孤独の価値に言及したコメントも多い。

新着

『決定版 銀行デジタル革命―現金消滅で金融はどう変わるか』
(木内 登英/著)

「通貨」は貝殻から始まり、金属、紙幣、現在では「デジタル通貨」へと進化した。ビットコインに代表される新興の仮想通貨は近年大きく報道されているが、メガバンクも「MUFGコイン」「Jコイン」といった独自のデジタル通貨構想を発表、さらには世界各地の中央銀行がデジタル通貨の発行を準備しているとの観測もある。

『部下を元気にする、上司の話し方』
(桑野麻衣/著)

昨今、部下育成を担うマネジャー層は、働き方改革、ハラスメントの問題など、様々な要因から部下とのコミュニケーションに悩むことが増えている。特に、ゆとり・さとり世代と言われる若手社員との世代間ギャップは深刻だ。では、どうすればお互いのすれ違いやストレスを減らしながら、部下を成長させることができるのか。

『機会損失―「見えない」リスクと可能性』
(清水勝彦/著)

「機会損失」とは、「何かをやること」で「できなくなったこと」による損失、つまり意思決定に失敗し、より多くの利益を得られたであろう機会を逃してしまうことだ。こうした機会損失は個人から国家レベルまで存在するが、本書では、中長期計画やデータ分析、組織構造など、特に企業経営における機会損失を深く分析し、その対策を論じる。

『なぜ倒産―23社の破綻に学ぶ失敗の法則』
(日経トップリーダー編集部/編)

「成功はアート、失敗はサイエンス」という言葉がある。企業が成功する理由はさまざまでも、倒産には明確な要因と倒産に至るパターンがある。経営者にとって成功事例を知ることも大切だが、ある程度パターンを読み取れる失敗事例から学べるものは大きいということだ。本書では、そうした失敗の定石を、23の中小企業の実例を通して明らかにする。

『パーパス・マネジメント―社員の幸せを大切にする経営』
(丹羽真理/著)

昨今、生産性向上や働き方改革の文脈で様々な議論がなされているが、どうやって労働時間を削減するか、といった手法論に終始してしまうことが多い。だが働き方改革の本来の目的は、多様な働き方を可能にすることで、誰もが活躍し、幸せに働ける社会を実現することだ。当然そこでは働く個人それぞれの人生の目的や働く意義が重要になる。

『元野村證券トップセールスが教える 伝説の営業術』
(津田 晃/著)

オンライン購買の台頭などにより、対面型営業にとって受難の時代が到来していると言われる。しかし、今も昔もお客様に商品の魅力を伝え購入していただくのはベンチャーでも大企業でもビジネスの基本である。また、転職で自分を売り込むのも、社内プレゼンで企画を通すのも広義では「営業」であり、営業力の重要性は実は変わっていない。

『人工知能のための哲学塾 東洋哲学篇』
(三宅陽一郎/著)

人工知能は人間のような「欲望」がない。また、生きることの喜びや苦しみも感じていない。このようにいわば「解脱」しているような人工知能に、人間らしさを埋め込むことはできるのか?本書はこのようなユニークな問いを掲げ、ゲームAI開発の第一人者として知られる著者が主宰した「人工知能のための哲学塾」の講演録の第二弾である。

『小売再生―リアル店舗はメディアになる』
(ダグ・スティーブンス/著)

デジタル技術やインターネットが発達し、従来の小売業者は岐路に立たされている。今までのやり方を変えなければ、アマゾンなどのネット販売との安売り競争とコモディティ化の波に飲まれ、淘汰されてしまうからだ。しかし、リアル店舗が完全になくなる日が来るのかと言うと、そうではないと著者は言う。必要なのは新しい形の店舗なのだ。

『新宿駅の小さな店ベルクは、なぜいつも満席なのか?』
(中山マコト/著)

新宿東口駅ビル地下にある個人経営の喫茶店「ベルク」。コーヒー 216円、ビール 324円の庶民的な価格帯、広さは15坪にもかかわらず、1日の来店客数は約 1500人を数える人気店だ。本書では、目立たない立地、約50人の従業員、高額な家賃といった難しさを乗り越え、30年以上経営を続けるベルクのユニークな経営とファンづくりの秘密に迫る。