税所 篤快(Atsuyoshi Saisho)
<e-Education Project 共同代表>

Atsuyoshi Saisyo

©photo by Chisato Hikita

  

大学在学中、途上国における子ども達に、映像を用いた教育支援を行うプロジェクトを発足。現在はバングラデシュ、ルワンダ、ヨルダン、ガザ地区などで同活動を展開している。

2014年、世界銀行におけるイノベーションチャレンジにて最優秀賞に選出され、また、バングラデシュにおいて同国の文部省をも巻き込む等、活躍の場を広げている。東洋経済オンライン「新世代リーダー50人」選出。

高校生の頃は毎日のように図書室にこもり、本を読みあさっていたという。小学生の頃に読んだ書籍をきっかけに志望大学を決め、また一冊の書籍との出会いが現在の活動につながっているなど、読書が人を変える力を信じている。

著書に、『「最高の授業」を、世界の果てまで届けよう』、『前へ!前へ!前へ!―足立区の落ちこぼれが、バングラデシュでおこした奇跡。』がある。

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代表的著書
      

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次世代リーダーを目指す人に『読書』がどう活きるのか

「新しい物語は一冊の本からはじまる」

五大陸での教育革命を掲げ、e-Educationという教育ゲリラを率いて8カ国9地域で地下活動にいそしんでいます。僕が新しく仕掛ける国のインスピレーションを得るのは読書からその国の歴史、文化、人々の想いを感じ取って赴くということがよくあります。

たとえば中東のヨルダン、パレスチナ難民キャンプでe-Educationは2012年に教育サービスをリリースしました。パレスチナ難民キャンプを訪れるきっかけになったのは、ネパールのカトマンズの古ぼけた古書店に、どこかのバックパッカーが置いていったでろう一冊の「パレスチナ」(朝日新聞出版)という本でした。

ひたすらその本から匂ってきたパレスチナの人々の重く長い歴史に惹きつけられた僕は、どうしても彼の地を訪れたくなったのでした。そんな1冊の本からパレスチナに出会い、最後には政情が安定しないパレスチナの封鎖都市ガザの壁の中の子どもたち向けの教育サービスをロンチすることになったのです。

あの本は僕にパレスチナという地と、そこに住む無数の人々との出会いをプレゼントしてくれたのでした。

「新しい物語は一冊の本からはじまる」

まさにこれからの時代はビジネスパーソンに限らず、ひとつひとつの本との邂逅が新しい出会いを生み出していく時代なのだと思います。