『クリエイティブ・マインドセット』
(デイヴィッド・ケリー、トム・ケリー/共著)

 

  • 本書の概要
  • 著者プロフィール
  • 目次

世界有数のデザイン企業、「IDEO」(アイディオ)の創設者で兄のデイビッドと、イノベーションの第一人者である弟・トムの2人が、「誰もが創造力を発揮できるようになる」ためのヒントについて、事例をふんだんに用いて指南した一冊。

本書では2つのキーワードが登場する。1つは「創造力」。もう1つは「デザイン思考」である。前者については、創造力を開花させ、「自信」を取り戻すための方法が述べられ、後者ではIDEOやdスクールで使われている「人間中心」の思考方法が詳しく解説されている。

著者によれば、5ヶ国5,000人を対象にした最近の調査では、日本以外の国の回答者たちは「日本が世界で最もクリエイティブ」だと答えた一方で、「自分がクリエイティブである」と回答した人の割合は、日本人が最も低かったという。自分には創造力がない嘆く人にはもちろん、自信を失った日本人すべてに勇気と行動力を与えてくれる一冊となっている。


著者:デイヴィッド・ケリー David Kelley
世界的なイノベーションとデザインのコンサルティング会社である「IDEO」の創設者。アップルの初代マウスをはじめ、数々のヒット商品を生み出し、人間中心のデザイン手法やイノベーション文化を組織に広める後押しを行う。スタンフォード大学教授で、「デザイン思考」の実践を学ぶスタンフォード大学内のプログラム「dスクール」を創設。デザイン分野での教育の貢献によって、サー・ミシャ・ブラック賞など多くの賞を受賞。

著者:トム・ケリー Tom Kelley:
共同経営者として兄のデイヴィッドとともに、IDEOをわずか15人のデザイナー集団から従業員600人の会社へと成長させる。広報やマーケティングの面でリーダーシップを発揮し、ベストセラー『発想する会社! 』『イノベーションの達人! 』を上梓。イノベーション文化を築き、組織の潜在的な創造力を引き出す方法について世界30カ国以上で講演する。UCバークレーのハース・ビジネススクールと東京大学の「iスクール」エグゼクティブ・フェロー。

翻訳:千葉敏生(ちば.としお)
翻訳家。1979年神奈川県生まれ。早稲田大学理工学部数理科学科卒。訳書に、『デザイン思考が世界を変える』『スイッチ!』『ソーシャル・ビジネス革命」『MITメディアラボ魔法のイノベーションパワー』(以上、早川書房)、『クリエイティブの授業』(実務教育出版)、『投資とお金の大事なことはモノポリーに学べ!』(日本実業出版社)、『リーン・アントレプレナー』(翔泳社)など。

出版:日経BP社


日本のみなさんへ
序章 人間はみんなクリエイティブだ!
第1章 デザイン思考で生まれ変わる
第2章 恐怖を克服する
第3章 創造性の火花を散らせ!
第4章 計画するより行動しよう
第5章 義務なんか忘れてしまえ
第6章 みんなでクリエイティブになる
第7章 チャレンジ
第8章 その先へ
訳者あとがき
推薦者コメント
ryusuke koyama小山龍介< 株式会社ブルームコンセプト 代表取締役>
米国にてMBAを取得後、2010年、株式会社ブルームコンセプトを設立。新商品・新規事業コンサルティング、ワークショップを行う。『ビジネスモデル・ジェネレーション』(訳)、“IDEA HACKS!”等ハックシリーズなど著書多数。(>>推薦書籍一覧

クリエイティブ・コンフィデンスを獲得すると、世の中の見え方がまったく変わる。初めてのできごとに遭遇して、ワクワクするのか不安になるのかの違いは、このコンフィデンスにある。知識は前提として、そこからさらに飛躍するための方法論がここにあります。

推奨読者:
一定の経験を積んできたビジネスパーソンが、さらにそこから独創的な世界へと踏み出すきっかけとなるはずです。(小山龍介)

要約ダイジェスト

デザイン思考で生まれ変わる

人間はみんなクリエイティブだ

「創造性」という言葉を聞いて、何を思い浮かべるだろう?多くの人は芸術的な活動を真っ先に思い浮かべ、「クリエイティブ」と「芸術的」を同義語のように思うかもしれない。または「クリエイティブである」ことは、一生変わらない性質だと思っているかもしれない。

だが、それは大きな間違いだ。人間は誰でも、開花するのを待っている無限の創造性を秘めている。私たちの会社であるIDEOは、画期的なアイデアを、数千社の企業が市場に出す手助けを行ってきた。

この30年間、私たちのサポートによって無数の人々が自身の創造性を育み、価値ある目的に活かしてきたが、彼らにはひとつだけ共通点がある。みな、

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