『プレゼンは資料作りで決まる!
意思決定を引き寄せる6つのステップ』
(天野 暢子/著)

  • 本書の概要
  • 著者プロフィール
  • 目次
みなさんがビジネスにおいて資料をつくるのは何のためだろうか?データや結論を伝えるため?では、何のために伝えるのだろう?それは意思決定者に何らかの意思決定をしてもらうためだ。本書は意思決定をしてもらいやすい=「通る」企画書づくりの教科書的一冊である。

著者であり30年以上マスコミ業界で実績を積み、現在はプレゼン・コンシェルジュとして活躍する天野暢子氏は「相手はこんな人だから、これを求めており、このように提出すれば決めてもらえる」といった戦略を立てて資料を作るため、次々と提案を決めることができたという。

本書ではビジネスの現場で「通る」企画書をつくるプロの手順が【GHOUS】の視点と6つのステップごとに整理され、各ステップ5個程度の鉄則によって詳しく解説されている。また後半では「トラブル対応」など9つの「プロの必勝テクニック」、そして「今すぐ使えるプロのお宝テンプレート集」(ダウンロード可能)など、基本から細かな気配りまでが網羅されており、通る企画書づくりに必要十分な内容をマスターすることができるだろう。

著者:著者:天野 暢子
広告代理店、スキー場コンサルティング会社、ゲームメーカー広報などを経て、2006年にプレゼンテーションを中心としたコンサルタント「プレゼン・コンシェルジュ」として独立。広島修道大学非常勤講師(プレゼンテーション論)。「広告代理店」「メディア」「広告主」での、「提案する側」「選ぶ側」両方の豊富な経験から、プレゼン資料、企画書、プレスリリース、広告コピー、記事等、用途に応じた資料を作り分ける。テレビのニュース番組の校閲にも長年関わり、テレビにおける一瞬の見せ方等の演出手法もプレゼンに応用している
STEP1 まずは「6W2H」で仕様を決める!
STEP2 資料を「構成する」!
STEP3 資料の「文を書く」!
STEP4 資料の「ビジュアルを準備する」!
STEP5 資料を「編集する」!
STEP6 資料を「チェックする」!
・巻末資料1 このまま使えるプロの必勝テクニック!
・巻末資料2 今すぐ使えるプロのお宝テンプレート集!

要約ダイジェスト

プレゼンは資料がすべて

 講座に通ったり、先輩が作った資料をまねて作っても、自分の提案が選ばれない――おそらくあなたが学んできたのは「資料の作り方」であって、「”通る”資料の作り方」ではない。

 資料というと「プレゼン資料」「営業資料」のように、プレゼンテーションや営業活動の一部として考えられがちだが、実は「資料こそがプレゼンテーションそのもの」である。

 資料が通過して初めて対面プレゼンで説明する機会を与えられるし、最終的な契約にも裏付け資料は必須だ。逆に、きちんと作り込めば口頭説明は不要になるのが、資料の魅力なのだ。

 では、「意思決定を引き寄せる」資料とはどのようなものだろうか。私は資料を作る際、意思決定者を思い浮かべながら、常に次の5つ【GHOUS(ガウス)】を考えている。

  • Goal(目標意識):この資料によって「何が」「どうなる」のかを常に意識する
  • Hospitality(気くばり):相手にとってうれしい、心地よいもので意思決定を促す
  • Originality(自分らしさ):あなたらしさを伝えて選ばれやすくする
  • Usability(使いやすさ):相手の使いやすさを徹底する
  • Simple(シンプル):相手を説得ではなく直感で納得させる

 またほとんどの方が

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