『理は変革の中に在り』
(野村 克也/著)

 

  • 本書の概要
  • 著者プロフィール
  • 目次
本書は野村克也・元監督が、スポーツに限らず人生を生き抜くための生き方・考え方を語った一冊。80歳を迎えようとする今なお「野球について考えることをやめられずにいる」という著者は、成長に必要なものは自らの不器用さや挫折などがもたらした「苦労」であると断言する。

そこで育まれた「思考」「感性」「勇気」によってこそ、人は自らを変革し続け、成長させることができるのだ。著者は自身が「凡才」であるがゆえに、感覚だけで野球をすることはできず、「野球とは?」「キャッチャーとは?」と必死で考えることを強いられてきたという。「野球」を「仕事」と置き換えてもそのまま応用できる、人間の本質をついた内容となっている。

著者:野村克也
1935年、京都府生まれ。1954年にテスト生として南海ホークスに入団。1980年に45歳で現役を引退、解説者となる。1990年には、ヤクルトスワローズの監督に就任し、4度のリーグ優勝、3度の日本一に導く。1999年から3年間、阪神タイガースの監督、2002年から社会人野球のシダックス監督、2006年から東北楽天ゴールデンイーグルスの監督を歴任。2010年に再び解説者となり、多方面でも活躍中。
プロローグ ~苦労が「思考」「感性」「勇気」を育てる
第1章 苦労こそが人生の原点
第2章 理は変革の中に在り
第3章 功なき者を集めよ
第4章 徳は孤ならず必ず隣有り
おわりに ~不器用に生まれてきてよかった
推薦者コメント
eiji watanabe square渡邉 英二<SMBC日興証券株式会社 顧問>
1976年、日興證券株式会社(現SMBC日興証券)入社。フロント、ミドル、バックの幅広い部門を担当、2008年に代表取締役社長、2013年に代表取締役副会長、2014年より現職に就任。(>>推薦書籍一覧

不退転の決意で職業としてプロ野球を選択し、選手として、指導者として、また解説者として「どうしたら通用するか」、「どうしたら一流になれるか」、「どうしたら新しい展開が図れるか」を追求し、試行錯誤と血の滲むような努力を重ねた著者の生き方・生き様は、見習うべき点が多々あり、実に奥深い。

推奨読者:
ID野球と言われる科学的・近代的な戦い方の確立、野村再生工場と言われる人材育成術や人心掌握術など、著者が日本のプロ野球を代表する人物以上の存在であることは言うまでもない。野球好きは勿論のこと、幅広い人達に生きる知恵と勇気を与えてくれる。(渡邉英二)

要約ダイジェスト

苦労こそが人生の原点

苦労が「思考」「感性」「勇気」を育てる

私のプロ野球人生は、まさに「苦労」の連続から始まった。しかしこの「苦労」があったからこそ私は60年もの間、選手や監督、解説者としてプロ野球の世界で飯を食うことができているのだと思う。

本物の苦労を味わった人間は、「どうにかこの状態から抜け出したい」と本気で願うものだ。すると苦労から抜け出すための方法を一生懸命に考える「思考」という習慣が

続きを読むには会員登録が必要です。

© 2017 ZENBOOKS,Inc. All Rights Reserved.
要約記事は出版社または著作者から適法に許諾を取得し、作成・掲載しています。本記事の知的所有権は株式会社ゼンブックスに帰属し、本記事を無断で複製、配布、譲渡することは固く禁じます

特集