『明日の広告
変化した消費者とコミュニケーションする方法』
(佐藤尚之/著)

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特集「マーケターの“強化”書」ではプロフェッショナルに聞いたマーケティングの必読書をご紹介しています(選書協力:デジタル・マーケティングのオンライン学習サイト「マナビトオンライン」)。本書はインターネット黎明期から業界をリードし、大手総合広告代理店を経て株式会社インフォシーク取締役副社長、グーグル株式会社執行役員などを歴任した佐藤康夫氏<アタラ合同会社 会長>の推薦書籍です。
  • 本書の概要
  • 著者プロフィール
  • 目次
 本書は大手広告代理店・電通出身で現在はクリエイティブ・ディレクターとして活躍する著者が、インターネットの普及などにより消費者が変化した後の時代に、本当に消費者に届く広告や、「コミュニケーション・デザイン」はどうあるべきかを平易に解説した一冊。
 広告が効かなくなったといわれて久しいが、著者は「変化した消費者に対応するコミュニケーション・デザイン」がきちんと普及すれば、「明日の広告」はポジティブなものであると語る。そしてそのためには、とことん「消費者」について考えることが出発点になることを、広告の歴史とともに解説していく。

著者:佐藤 尚之
コミュニケーション・ディレクター。株式会社ツナグ代表。1961年東京生まれ。1985年電通入社。コピーライター、CMプランナーを長くやったあと、ウェブ・プランナーを経て、クリエイティブ・ディレクターに。その後、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体の構築をする領域を開拓し、ソーシャルメディア領域も含めた次世代のコミュニケーションを扱うコミュニケーション・ディレクターに。2011年3月に電通を退社し、(株)ツナグを立ち上げる。JIAAグランプリ、新聞広告賞グランプリ、広告電通賞金賞、ACC賞など受賞多数。

出版:KADOKAWA アスキー・メディアワークス


目次
はじめに ~「なんだか小難しい時代になっちゃったな」とお嘆きの貴兄に
第1章 消費者へのラブレターの渡し方 ~広告という名の「口説き」の構造
第2章 広告はこんなにモテなくなった ~変化した消費者と広告の20年
第3章 変化した消費者を待ち伏せる7つの方法 ~彼らと偶然を装って出会うために
第4章 消費者をもっともっとよく見る ~コミュニケーション・デザインの初動
第5章 とことん消費者本位に考える ~スラムダンク一億冊感謝キャンペーンより
第6章 クリエイティブの重要性 ~商品丸裸時代とネオ茶の間の出現
第7章 すべては消費者のために ~消費者本位なチームづくり
おしまいに ~楽しくエキサイティングな時代なのだ

要約ダイジェスト

消費者へのラブレターの渡し方

広告は消費者へのラブレター

よく使われる比喩ではあるが、広告は消費者へのラブレターだと考えている。「ボクとつきあってください!ボクはあなたをきっと幸せにします!」という、消費者への強い口説きだと思っているのだ。

広告で置き換えるなら、ラブレターは制作した広告(テレビCMや新聞広告など)、そしてそれを消費者に渡す手段がメディアとなる。この広告という名のラブレター、以前はなかなかよく効いていた。渡す相手(消費者)もわりと純粋で与しやすかったのだ。

新商品を出せば興味を持って歓迎された時代。コピーライターやCMプランナーなどの広告制作者が花形職業だった時代。健全な物欲が肯定され、

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