『ヒットの正体―1億人を動かす「潜在ニーズ」の見つけ方』
(山本康博/著)

  • 本書の概要
  • 著者プロフィール
  • 目次
 本書は、ヒット商品を生み出す正体を明らかにすることを試みた内容となっており、ビジネスの現場でアイデアを生み出し実現するために必要なことは何か、ということを考えさせてくれる一冊である。
著者の山本康博氏は、これまで大ヒット商品を数多く世に送り出してきたマーケッター。数々のヒットを生み出した実績は、消費者の潜在ニーズをつかむことができた結果だという。潜在ニーズをつかむには、特別な能力や高度で専門的なスキル、知識が不可欠というわけではなく、多くの経験と、さまざまな人との出会いを経て得られたものであることが語られている。
著者:山本康博
 ビジネス・バリュー・クリエイションズ代表。87年伊藤園へ入社。2年連続で日経ヒット商品番付に選ばれた「ぎゅっと搾ったレモン水」や「充実野菜」などを企画開発。95年日本コカ・コーラへ。「リアルゴールド」の缶化、「ベジータベータ」などのブランドマネジャーを経験後、1兆円規模の新商品マーケティング戦略を担当。
 99年日本たばこ産業へ移り34歳でマーケティング部長、飲料事業売上を5倍に伸ばす。「桃の天然水」のブランドマネジメント、缶コーヒー「ルーツ」の立ち上げに貢献し社長賞受賞。2年連続業界トップ売上伸長率達成。2006年に独立し、さまざまな業界でブランドコンサルティング、マーケティングに携わる。たたき上げの新商品・新サービス企画立ち上げスペシャリスト。潜在ニーズ研究家。
出版社:日本実業出版社
プロローグ ヒット商品はどのように生まれるのか?
1章 私はこうしてヒット商品を生み出した
2章 誰も気づいていないことに「気づく力」
3章 問題解決のカタチを「商品」にする
4章 「あきらめない力」を鍛える
エピローグ 世の中は変化する。だから新たなヒットが生まれる

要約ダイジェスト

私はこうしてヒット商品を生み出した

巷ではヒット商品と呼ばれる商品やサービスが人々の注目を集め、消費者はそのすばらしさや画期的な中身に夢中になる。そして、生み出した企業は莫大な売上によって恩恵を受け、世情を映し出す鏡としてもてはやされる。

だが、実は、あらゆるヒット商品の根源には共通している「ヒットの正体」がある。それが、「潜在ニーズ」だ。「そうそう、これが欲しかったんだ!」と本人でさえ自覚できていなかったところに、ボンと正解をもたらしてくれるようなもの。

このようなものこそが、ヒットを生み出す条件なのである。また、本書におけるテクニックは、

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