『売れるもマーケ 当たるもマーケ|マーケティング22の法則』
(アル ライズほか著)

 

推薦者コメント
atsushi yamada山田淳<株式会社フィールド&マウンテン 代表取締役>
東京大学在学中、当時最年少となる七大陸最高峰制覇を実現。マッキンゼー・アンド・カンパニーを経て、株式会社フィールド&マウンテンを設立。東洋経済オンライン「新世代リーダー50人」選出。(>>推薦書籍一覧

 数値分析、ビッグデータが主流になりつつあるビジネスの世界で、その前に立ち返ってマーケティングの基本を教えてくれている。一部、過去のものとなっている内容もあるが、それでも十分に読む価値がある。

 特にマーケティングに興味がなかったり、定量分析のみに走りがちな人に、こういう切り口もある、という一つの考え方として読んでもらいたい一冊です。(山田淳)

概要紹介

本書は、マーケティング戦略の大家である二人の著者が、長年の研究の末に発見した「マーケティングの法則」を紹介した一冊である。個別の商品を個別の顧客に売り込むマーケティングには、全体に適用できるような法則はなさそうに思われる。
しかし、著者はマーケティングに不変の、しかもいたってシンプルな法則が存在することを宣言した。「他より優れた商品やサービスが売れるのではなく、顧客の心にうまく認知されたものが売れるのだ」と説く著者による22の法則は、必ず読者のビジネスにおけるヒントになるであろう。
著者:アル・ライズ(Al Ries)、ジャック・トラウト(Jack Trout)
出版社: 東急エージェンシー

本書の要約ダイジェスト紹介

マーケティングには法則がある

経営者たちの多くは、きちんと設計され、きちんと実施され、相応の金を投じたマーケティング計画は効果が上がるはずだと考えている。しかし多くの一流企業の事例は、必ずしもそうとは限らないことを示している。

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