『UNIXという考え方』
(Mike Gancar/著・芳尾桂/監訳)

  • 本書の概要
  • 著者プロフィール
  • 目次
「UNIX」とは「Windows7」や「Mac OS X」などと同様、コンピュータ用のオペレーティングシステム(OS)の一つであり、現在、様々な分野においてその存在感を増して来ている。本書は、UNIXの「使い方」について解説をするものではなく、「どうしてUNIXなのか?」という疑問に答えるために書かれた一冊である。

それゆえ、できるだけ多くの人々に楽しんでもらえるように、UNIXがいかに知的な刺激に富んだオペレーティングシステムであるかを多くの人に実感してもらえるように努力がなされている。UNIXユーザーでない人々にとっても、UNIXの基本思想がソフトウェア開発のテクニックだけでなく、他分野にも応用できるクリエイティブなものであることが理解できるだろう。

たとえば、作家やグラフィックアーティスト、教師、講演者であれば、「早い段階での試作」や「挺子の効果の活用」といったUNIXの哲学を、自分たちの分野において見つけることができるはずである。


著者:Mike Gancarz
監訳:芳尾 桂
1969年福岡県生まれ。1992年熊本大学大学院工学研究科卒。現在、日本テキサス・インスツルメンツ株式会社勤務。生業はアナログIC回路の設計。副業はDebianGNU/Linuxに関わる活動。著書に『今日からDebianGNU/Linux』、『今日からDebianGNU/Linux2.2』(オーム社)がある。
出版社:オーム社

第1章 UNIXの考え方:たくさんの登場人物たち
第2章 人類にとっての小さな一歩
第3章 楽しみと実益をかねた早めの試作
第4章 移植性の優先順位
第5章 これこそ梃子の効果!
第6章 対話的プログラムの危険性
第7章 さらなる10のUNIXの考え方
第8章 一つのことをうまくやろう
第9章 UNIXとその他のオペレーティングシステムの考え方
推薦者コメント
kensuke furukawa古川健介<株式会社nanapi 代表取締役>
2000年に学生コミュニティであるミルクカフェを立ち上げ、月間1000万pvのサイトに成長させる。2004年、レンタル掲示板を運営する株式会社メディアクリップ代表取締役社長に就任。翌年、株式会社ライブドアにしたらばJBBSを事業譲渡後、同社にてCGM事業の立ち上げを担当。2006年、株式会社リクルートに入社、新規事業立ち上げを担当。2009年に退職し、Howtoサイト「nanapi」を運営する株式会社ロケットスタート(現・株式会社nanapi)代表取締役に就任。(>>推薦書籍一覧

世界中で使われているOSである UNIXの考え方は、テクノロジーが最重要となっている現在では、学んでおくと役に立つ一つなのです!

推奨読者:
特にテクノロジーに関わることが多い人たち。テクノロジー系の経営者や、テクノロジーを活用したいと思っている人たち。

要約ダイジェスト

UNIXの考え方

「オペレーティングシステムは創造者の哲学を身にまとって現れる」――たとえば、Apple社のMac OSは高度に視覚に訴えるユーザーインタフェースを持つ。

またマイクロソフト社のMS-DOSというOSは、文句なしにパーソナルコンピュータ革命のリーダーであり、デスクトップに「メインフレーム(汎用大型機)の香り」をもたらした。その一方、UNIXの創造者たちはある極端なコンセプトから始めたとされる。

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