『暗号が通貨になる「ビットコイン」のからくり─「良貨」になりうる3つの理由』
(吉本佳生、西田宗千佳/著)

  • 本書の概要
  • 著者プロフィール
  • 目次
マウント・ゴックス社の破綻で注目を浴びると同時に、その安全性が疑われた仮想通貨ビットコイン。しかし一方で、国境に縛られず特定の国家の管理を受けないビットコインの魅力が、貨幣とは何か、という疑問を突きつけることになった。

本書は、このビットコインの仕組みを解説し、暗号通貨の将来性、さらにはリアルマネーのバックアップとしての可能性にまで踏み込み、ビットコインの本質を考察する。なお、本書のユニークさは、技術的な面を西田宗千佳氏が、経済的な面を吉本佳生が、それぞれ専門家である執筆者が担当していることにもある。

著者:吉本 佳生
1963年、三重県生まれ。エコノミスト・著述家。専門分野は生活経済、金融経済、国際金融

著者:西田 宗千佳
1971年、福井県生まれ。ネットワーク、IT、先端技術分野の第一人者として活躍するフリージャーナリスト

第1章 ビットコインとはなにか?なぜ生まれたのか?―ハッカーの遊びから生まれた“少額決済”の解決策
第2章 ビットコインは“通貨”として通用するか?―「世界で使える良貨」の条件
第3章 ビットコインを支える暗号技術―コピーできても偽造できない通貨
第4章 ビットコインは通貨の未来をどう変えるか?―「国家破産に巻き込まれない通貨」の可能性
ビットコインのもうひとつのインパクト―数学の勉強には夢も実益もある

要約ダイジェスト

ビットコインとはなにか?

ビットコインはなぜ生まれたのか?

本書ではビットコインとはなにか、なぜ期待されているのかを、まずQA形式でわかりやすく解説がなされているが、そのいくつかを簡単にご紹介したい。

ビットコインは、ネットワーク上に存在する「暗号通貨」であり、交換レートは固定されておらず、取引状況によって変動する。入手するには、「取引所」「換金所」などと呼ばれる場所で、円やドルを支払う必要がある。

また、ビットコインの価値は、世界中の人たちが少しずつ生み出してきたもので、

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