『ひろゆき流 ずるい問題解決の技術』
(西村博之/著)

  • 本書の概要
  • 著者プロフィール
  • 目次
 近年ネットやテレビで「論破王」として露出することが多い「ひろゆき」こと西村博之氏。実は自ら論破王と名乗ったことはなく、論破よりも、問題解決が得意だと自負しているという。本書は、大学受験からアルバイト、訴訟など自身が経験した様々な問題ををその問題解決能力で乗り切ってきた同氏の問題解決スキルを公開した一冊だ。

 本書では、まずひろゆき流問題解決のステップや自身の問題解決事例、同氏が日頃意識している問題解決能力を高めるコツや考え方なども解説。さらに後半では、仕事や人間関係の悩み、少子化問題などの社会問題まで、独自の視点から解決策を提示していく。一読すれば、ただ合理的なだけではない氏の思考の真髄に触れられるはずだ。

 著者は 1999年にインターネットの匿名掲示板「2ちゃんねる」を開設、2005年に株式会社ニワンゴの取締役管理人に就任し、「ニコニコ動画」を開始。2015年に英語圏最大の匿名掲示板「4chan」の管理人に。YouTube登録者数 142万人、Twitterフォロワー数は 145万人(2022年2月時点)。

著者:西村 博之(Nishimura Hiroyuki)
 1976年、神奈川県生まれ。東京都北区赤羽で育つ。1999年にインターネットの匿名掲示板「2ちゃんねる」を開設し、管理人になる。2005年に株式会社ニワンゴの取締役管理人に就任し、「ニコニコ動画」を開始。2009年に「2ちゃんねる」の譲渡を発表。2015年に英語圏最大の匿名掲示板「4chan」の管理人に。2019年、「相手の人格を否定すること」を禁じた新たなSNSサービス「ペンギン村」をリリース。
 自身のYouTubeチャンネルの登録者数は140万人、Twitterのフォロワー数は144万人を突破。主な著書に、『論破力』(朝日新書)、『1%の努力』(ダイヤモンド社)、『叩かれるから今まで黙っておいた「世の中の真実」』(三笠書房)、『無敵の独学術』(宝島社)などがある。
プロローグ 問題解決力が高いと、人生うまくいく
第1章 僕はこうして問題を解決してきた
第2章 ひろゆき流 問題解決の4ステップ
第3章 ラクして正解にたどり着く“ずるい”コツ
第4章 「抜け道」を見つける7つの習慣
第5章 問題解決力が高い人、低い人の特徴
第6章 仕事&人間関係の悩みに答えます
第7章 令和ニッポンの社会問題、僕ならこうして解決する

要約ダイジェスト

どこかに抜け道はある

 僕は問題解決をするときには、まず「どこかに抜け道はないか?」と考える。ふつうの人がやるだろう正攻法を想像したうえで、「それよりも効率的な解決法はないかな」と考えるのだ。

 だが抜け道を選ぶということは、もちろんリスクも伴う。そもそも抜け道が見つからないこともあるし、進んでみたら行き止まりというケースもある。誰も通ったことがないけど成功確率が高い抜け道なんて、そうそう見つからないのだ。

 また勘違いしてはいけないのは、抜け道を見つけたからといって努力が不要になるわけではない点だ。抜け道を使っても、最後に「この部分だけは努力しないと成功しない」という部分だけは残るときもあるのだ。

 だから、ここでいう「抜け道」というのは考え方、すなわち自分の考え方を少し変えることで、ムダな努力や回り道をしなくて済む、という意味だ。「どこかに抜け道はある」という前提で物事を見るクセをつけると、結果として抜け道を見つけやすくなるのだ。

ひろゆき流問題解決の4ステップ

 問題解決は、要は考え方の問題なので、コツさえつかめば誰でもスキルを上げることはできる。問題が起きてから解決するまでのプロセスは、次の4つのステップに分けられる。

STEP1 問題を分析する

 最初にすべきは、「それがどんな問題か」を把握することだ。問題はタイプによって色々な分け方ができるが、僕はまず2つに分ける。よく使うのは、その問題はすでに「答えがわかっている問題」なのか、「答えがわかっていない問題」なのか、という分け方だ。

「答えがわかっている問題」とは、「鎌倉幕府をつくったのは誰か?」や「この三角形の面積を求めよ」といった、学校のテストで出るような問題のこと。こうした「答えがわかっている問題」は、自分で考えるのは時間のムダなので、調べてしまったほうが速い。

 一方で、社会に出てから直面する問題は、「答えがわかっていない問題」のほうが多く、こちらは学校の勉強のように、唯一絶対の正解はない。

 問題を整理する方法として、他に僕がよく使うのは、「自分が関わることで状況が改善する問題」か、「自分が関わっても結果が変わらない問題」か、という分け方だ。「いますぐ解決しなければいけない問題」か、

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