『鋼の自己肯定感―「最先端の研究結果×シリコンバレーの習慣」から開発された“二度と下がらない”方法』
(宮崎直子/著)

  • 本書の概要
  • 著者プロフィール
  • 目次
 日本で「自己肯定感」という言葉が浸透して久しいが、これは多くの日本人が自己肯定感の低さに悩んでいることの裏返しでもある。一方で、シリコンバレーのエリートたちは自分を「存在」レベルで肯定しているので、クビになっても自己肯定感が下がらず、ちょうどいい機会だと考えて、次の仕事を探したり旅行に行ったりするという。

 本書では、科学的なエビデンスや著者がシリコンバレー生活で得た様々な学びをもとに、一度高めれば二度と下がらない一生ものの「鋼の自己肯定感」を身につける方法を解説する。自己肯定感とは「決意」であると著者は言う。本書を読み進めれば、その言葉の意味が身に染みて理解できるはずだ。

 著者はアラン・コーエン氏のもとでホリスティックライフコーチのトレーニングを受けた認定ライフコーチ。シリコンバレー在住&勤務歴は 22年に及び、稲盛和夫氏の盛和塾シリコンバレーに8年間塾生として所属し、広報を務めつつ心理学や思想を深く学んだ人物。自己肯定感が低い方はもちろん、さらに高めたい方もぜひご一読いただきたい。

著者:宮崎 直子(Miyazaki Naoko)
・シリコンバレー在住&勤務歴22年。アラン・コーエン氏のもとでホリスティックライフコーチのトレーニングを受けた認定ライフコーチ。
・三重県の漁師町生まれ。田舎の保守的な雰囲気が肌に合わず、外国に憧れ、日本脱出を夢見ながら育つ。
・津田塾大学英文学科卒業後、イリノイ大学で日本語教授法や言語学を学んで修士号を取得。
・日本で米国のコンピュータ関連会社に勤めた後、再び渡米。IT企業でマーケティング職に携わる。ソフトウエア、アパレル会社などを起業。法律事務所勤務、プロの通訳、翻訳者としての経験も持つ。
・稲盛和夫氏の盛和塾シリコンバレーに8年間塾生として所属し、広報を務めつつ、仏教やニューソートに基づいた真我や自我について深く学ぶ。同時に西郷隆盛氏、中村天風氏、斎藤一人氏などの教えにも触れる。アドラー心理学、ポジティブ心理学、マインドセットなども独自に学ぶ。
・その後、アラン・コーエン氏から指導を受け、アンソニー・ロビンズ氏のコーチングプログラム開発者からメンタリングを受ける。
プロローグ 鋼の自己肯定感は誰でもいつからでも育てられる
第1章 シリコンバレーのエリートたちはなぜ自己肯定感が高いのか
第2章 99%の人が自己肯定感のことを勘違いしている
第3章 自己肯定感を上げ下げする4大要因
第4章 鋼の自己肯定感を手に入れるためのプラン
第5章 鋼の自己肯定感を育てるための「言葉」のワーク
第6章 鋼の自己肯定感を育てるための「思考」のワーク
第7章 鋼の自己肯定感を育てるための「行動」のワーク
第8章 誰でも自己肯定感は上げられる。そして二度と下がらない!

要約ダイジェスト

自己肯定感は、ずっと高いままにできる

 自己肯定感が高いとは、ありのままの自分を“無条件で”受け入れ愛している状態だ。また、自己肯定感は上がったり下がったりするものではない。ずっと上がったままにできるものである。一度高めたら二度と下がらない鋼の自己肯定感を育てる第一歩は、「それが自分にとって大事なことだと自覚し、なおかつ可能である」と思うことだ。

 いつも自分軸で考え、自分の心地よさ、そしてワークライフバランスを大切にしているシリコンバレーの住人は、仕事を突然失ったぐらいで、自己肯定感が下がることはない人が多い。「仕事=私の価値、私の存在意義」ではないのだ。「仕事なんかいくらでも見つかる、必要であれば自分で会社を始めればいい」ぐらいに思っている。

「仕事があるかないか」「どんな会社に勤めているか」など、いわゆる自分の「持ち物」以前に、自分を「存在レベル」で肯定できる。こんなふうに、自己肯定感の高い人たちが多くいることが、シリコンバレーで次々新しいサービスが生み出される秘密の1つだ。

 違っていて当たり前の世界では、自然に自分が自分のままでいられる。個性、自由な発想、行動力が重んじられるこの場所には、「自分のままで大丈夫」という鋼の自己肯定感を持った人々が集まっている。実は、その陰には無数の「失敗」があるのだが、誰も「失敗」を責めないし、「失敗」を「失敗」とも思っていないのだ。

 法律もルールも本来人々が幸せに安全に暮らすためにある。法律、ルールは、時と場合によって変わって当然だし、想定外のことが起こったら、

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