- 本書の概要
- 著者プロフィール
本書では、グローバルに活躍し、自他ともに認める「人たらし」である著者がそのノウハウを公開。その内容は、厭な人物と我慢してつきあったり、気合や根性でガムシャラに営業するのではなく、要領よく本質的な仕事をすること。仕事術から社内政治、情報収集術や自分磨きなど、すぐに実践できる 30以上のテクニック・考え方を解説している。
著者は一部上場企業での勤務を経て2度の転職でキャリアアップ。現在はマネジメント会社社長、上場企業経営幹部、大企業顧問、中小企業社外取締役、作家など複数の肩書を持ち、人たらしとしてのノウハウを駆使して様々な業界で活躍する人物。仕事力向上やキャリアアップを目指す方はもちろん、QOLを重視する方にもヒントが多い一冊だ。
有名大手企業での勤務を経て、2度の転職でキャリアアップ。国内では大手企業在籍時に 52億円を個人で売り上げ表彰経験あり。海外でもアメリカや香港を中心とした駐在経験も豊富で、現地法人の社長を歴任するなど海外市場にも精通している。
・マネジメント会社 社長
・上場企業 経営幹部
・大企業 顧問
・中小企業 社外取締役
・作家
人たらしとしてのノウハウを駆使しながらメーカー、アパレル、医療機器、飲食、出版など様々な業界で仕事を手掛け活躍の場を広げている。
2 人たらしは「商品は自分自身である」ことを認識している!
3 人たらしの仕事術で、がっつり成果を出す!
4 人たらしになるのは、実は簡単!?
5 こんなトコロにも、人たらしのエッセンスが!
6 人たらしなら、時に裏技も使って同僚に差をつけろ!
7 ストレスフリーな人たらしの生き方!
要約ダイジェスト
作り笑顔、できますか?
芸能人やモデルなど人に見られる仕事のプロは、もれなく笑顔の訓練をしている。そしてほとんどの人が「笑顔が大事なのは芸能人だからでしょ?」と思っているからこそ、差別化のチャンスがある。
改めて言うまでもなく、笑顔が人を惹きつけることは定説だ。しかし、実際の日本社会は若い人から年配まで仏頂面で暗い表情をした人ばかりである。何も自然な笑顔でなくても良いから、練習して、習慣化して、作り笑顔を身に付けよう。
コツはまず口角を上げること。筋トレと一緒で何度も無理をしない程度にやり続ければできるようになる。最初は鏡を見ながら、次に携帯のカメラで自撮りをしながら、そのうち対人で実際に笑顔を作ってみればよい。最初はぎこちなかったり、恥ずかしかったりするが、そのうちそれが自分の自然な表情になっていく。
私は海外、アジアも欧米も仕事で出ているが、自己アピールの国アメリカでは、やはり笑顔が皆、抜群に上手い。実際に笑顔が無いために、破談になった日本人の事例を知っている。裏でそのアメリカ人は「彼は私とやっていく気があるのか?何を考えているのか全然わからなかった」と話していた。
彼らアメリカ人は笑顔が武器であることをよく自覚し、スタンダードな基本能力として作り笑顔を披露しているのだ。そんな基本的なコミュニケーションすらできない、英語が流暢ではない日本人と誰が好んで仲良くなるだろうか。こう考えると、