『毎日がうまくいく朝のスイッチ』
(大嶋信頼/著)

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  • 著者プロフィール
  • 目次
 他人に振り回されて疲弊したり、相手のことを考えすぎて身動きが取れないという悩みを持つ人は多い。だが、他人の視線が気になり、緊張が強いられることによって感じる生きづらさは、「自分が変わる」ことで解消可能だ。特に、1日の質を決める「朝」にルーティン行動を取り入れることで、感じ方や考え方、人生の見え方は大きく変わる。

 そこで本書では、現代社会で生きづらさを感じている人が本来の自分を取り戻すために、生活に取り入れるとよい簡単かつ短時間のルーティン行動を 25個紹介。これらのルーティンの狙いは、自分を見つめ、無意識の内に「スイッチ」を切り替えることだ。スイッチの切り替えによって、自分だけでなく周りも自然と変わっていく効果があるという。

 著者は心理カウンセラーで、株式会社インサイト・カウンセリング代表取締役も務め、著書累計 50万部超の人気著者でもある人物。独自の心理療法を開発し、多くの症例を治療している周囲の目が気になる方、人から影響を受けすぎて疲れてしまう方だけでなく、心晴れやかな毎日を過ごしたい方はぜひご一読いただきたい。

著者:大嶋信頼(Oshima Nobuyori)
 心理カウンセラー。米国私立アズベリー大学心理学部心理学科卒。アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックに勤務する傍ら、東京都精神医学総合研究所の研究生として、また嗜癖問題臨床研究所附属原宿相談室非常勤職員として依存症に関する対応を学ぶ。嗜癖問題臨床研究所原宿相談室室長、株式会社アイエフエフ代表取締役を経て、現在、株式会社インサイト・カウンセリング代表取締役。短期療法のFAP(Free from Anxiety Program)療法を開発し多くの症例を治療している。
 著書に『無意識さんの力で無敵に生きる』(青山ライフ出版)、『「いつも誰かに振り回される」が一瞬で変わる方法』『「すぐ不安になってしまう」が一瞬で消える方法』(以上、すばる舎)、『「気にしすぎてうまくいかない」がなくなる本』『片づけられない自分がいますぐ変わる本』(以上、あさ出版)、『「自己肯定感」が低いあなたが、すぐ変わる方法』(PHP研究所)、小説『催眠ガール』(清流出版)、『チクチク・いやみ・理不尽と感じる「ほんのひと言」に傷つかなくなる本』(大和書房)等多数。
はじめに
Chapter 1 気持ちとパフォーマンスがアップするスイッチ
Chapter 2 人間関係が楽になるスイッチ
Chapter 3 もっと自分らしく生きるためのスイッチ
おわりに

要約ダイジェスト

気持ちとパフォーマンスがアップするスイッチ

 心が曇ったどんよりとした1日より、心晴れやかな1日をすごしたい、誰もがそんなふうに思っていることだろう。その1日の質を決めるのが「朝」だ。1日の質を上げてくれる様々な方法を「朝のスイッチ」として以下紹介する。

前の日からバージョンアップしているポイントを5つ挙げる

 歯を磨いている時でも顔を洗っている時でも、化粧をしている時でもかまわない。昨日の自分を振り返って、バージョンアップしたポイントを5つリストアップする。

 例えば「1つ、野菜を切る時の包丁さばきがうまくなった」、「2つ、人の話を聞く時に落ち着けるようになった」、「3つ、昼食時によく噛んで食べるようになった」などというように。

「変化」は何でもかまわないし、自分の感覚で大丈夫だ。それを読み返したり、参照したりする必要もない。なぜなら、バージョンアップは積み重ねていくものだから、過去のものはもう古いから見返す必要がないのだ。

 このスイッチは「どんどん成長して大人になる」という効果がある。私達は日々、様々な経験値を増やしながら生きているので、なんらかの進化は必ず起きている。毎日が楽しくないと思ってしまうのは、バージョンアップがなくなっているからかもしれない。だから、バージョンアップした点を5つ挙げるのだ。

起きた時の自分の思考をモニターする

「思考をモニターーする」ことも有効なスイッチだ。起きた時に自分の頭がどんなことを考えているのかを観察してみる。ポイントは自分が思考していることを「○○している」という客観的な表現で、感情を排除し、自分自身に淡々とフィードバックすることだ。

 例えば、目が覚めた時に「あ-、今日のあの仕事嫌だな」と仕事のことが頭に浮かんでいたら「今日の仕事のことを考えている」とモニターして自分自身にフィードバックする。

「嫌な仕事」とか「嫌だ」という感情を排除してみるのが「モニター」のポイントだ。こうして淡々と起きた時の思考をモニターしていくと、

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