『NEWフリーランスの稼ぎ方』
(山口拓朗/著)

  • 本書の概要
  • 著者プロフィール
  • 目次
 近年働き方の選択肢が増え、生涯会社員として働くのではなく、起業、フリーランス、複業という道を選ぶ人も増えてきている。また昨今では、起業やフリーランスのあり方自体も多様化した。本書で提唱されるのは、従来の請負仕事に加え、「CtoCサービス(個人間取引)の提供」を組み合わせた「NEWフリーランス」というスタイルだ。

 2つの収入源をハイブリッドに構築することで、フリーランスにつきまとう「収入の不安定さ」が緩和され、専門スキルを活かして自由に働きやすくなるのだ。本書では、請負仕事で地固めをした上で、高く売れるサービスをつくり、パーソナルブランディングを通して価値提供するまでの一連の流れとポイントを具体的に解説する。

 著者は「文章の専門家」として 20冊以上の著書を持ち、YouTubeチャンネルやサロンを主宰して実践的ノウハウを提供するなど、多くの CtoCサービスを提供する人物。新しい時代に合わせた働き方を実践したい方、独立やフリーランスに興味はあるがまだ不安を感じている方などには、ぜひご一読いただきたい。

著者:山口拓朗(Yamaguchi Takuro)
 伝える力【話す・書く】研究所所長/山口拓朗ライティングサロン主宰。出版社で編集者・記者を務めたのちフリーライターとして独立。25年間で 3500件以上の取材・執筆歴がある。現在は執筆活動に加え、動画、音声、講演や研修を通じて「論理的な文章の書き方」「好意と信頼を獲得するメールの書き方」「売れるセールス文章&キャッチコピーの作り方」「集客につなげるブログ発信術」など実践的ノウハウを提供。CtoC型ビジネスにも注力している。また、中国の6大都市で「Super Writer養成講座」も開催中(現在23期)。
 著書は『伝わる文章が「速く」「思い通り」に書ける 87の法則』『買わせる文章が「誰でも」「思い通り」に書ける101の法則』『文章が劇的にウマくなる「接続詞」』(明日香出版社)『9割捨てて10倍伝わる「要約力」』(日本実業出版社)など 20冊以上。文章作成の本質をとらえたノウハウは言語の壁を超えて高く評価されており、中国、台湾、韓国など海外でも翻訳されている。
第1章 フリーランスで稼ぐ時代がやってきた
第2章 まずは「請負仕事」で地固めをする
第3章 高く売れるサービス(商品)をつくる
第4章 稼ぐためのSNSの利用法
第5章 情報発信の効果を最大化するための文章術

要約ダイジェスト

フリーランスで稼ぐ時代がやってきた

 つい最近まで、起業は「ハイリスク・ハイリターン」、フリーランスは起業に比べて「ローリスク・ローリターン」な働き方と考えられてきた。「起業家」とは、自ら事業をつくり出し、商品やサービスを販売していく人。「フリーランス」とは、組織に属さず、企業から請け負った業務を遂行する人。以前までであれば、このような説明で事足りた。

 しかし、インターネットや SNSの台頭によって、状況は一変し、事務所もいらなければ広告費用もいらない起業が可能になった。今ではビジネスパーソンだけでなく「主婦」や「学生」の起業も珍しくなくなりつつある。この流れの中で可能になったのが「NEWフリーランス」という働き方だ。

 NEWフリーランスとは、「仕事を請け負う+CtoC型サービスを提供する」のハイブリッド型である。SNSを含むオンラインサービスの充実や、シェアリングエコノミーの発達などにより、一般消費者(Consumer)間で行われる取引(いわゆる「CtoC」)が増えてきた。

 個人からの仕事の発注は、規模が小さすぎるため企業では請け負えないケースがままある。その点、フリーランスは融通が利きやすい。つまり、一般消費者にとって「かゆいところに手が届く存在」なのだ。

 裏を返せば、個人が発注しやすいサービスを用意しておくことで、既存の「請負仕事」とは異なる収入源をつくることができるようになった。視点を上げて、社会全体を俯瞰してみると、そこかしこにビジネスチャンスが転がっていることに気づくはずだ。

 フリーランス志望者の中には、「収入が不安定そうで心配」と言う人が少なくない。もちろん、収入には注目すべきだが、大事なのは、フリーランスは経費(支出)を抑えられる働き方であるという点だ。

 独立するときに大きな元手を用意する必要はなく、

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