『個人力―やりたいことにわがままになるニューノーマルの働き方』
(澤 円/著)

  • 本書の概要
  • 著者プロフィール
  • 目次
 近年徐々に複業やリモートワークなどを行う人は増えていたが、新型コロナウイルスによるパンデミックは、これまでの「働き方のあたりまえ」を一挙に崩していった。そんな中で自分を見失うことなく、豊かな人生を送るには、これまでとは違うマインドセットやスキルが求められる。その中心的資質となるのが「個」の力、本書でいう「個人力」だ。

 本書には、「Think(考える)」「Transform(変化)」「Collaborate(協働)」の3つを軸に、自分の本質を見つめ、「Being(ありたい自分)」に近づくための個人力の具体的な手がかりがたくさん盛り込まれている。また、複数の組織やコミュニティに属するメリットや心構えなど、アフターコロナ時代に求められる行動様式を事例とともに紹介する。

 著者は、日本マイクロソフト テクノロジーセンター センター長などを経て、現在は株式会社圓窓代表取締役。大学の客員教授やスタートアップ企業の顧問など複数の仕事を持ち、年間約300回のプレゼンをこなすスペシャリストとしても知られる人物。働き方や生き方を見直したい方、これからの時代の潮流をつかんでおきたい方には必読の一冊だ。

著者:澤 円(Sawa Madoka)
 株式会社圓窓代表取締役。1969年生まれ、千葉県出身。立教大学経済学部卒業後、生命保険会社のIT子会社を経て、1997年にマイクロソフト(現・日本マイクロソフト)に入社。情報共有系コンサルタント、プリセールスSE、競合対策専門営業チームマネージャー、クラウドプラットフォーム営業本部長などを歴任し、2011年、マイクロソフトテクノロジーセンター・センター長に就任。2006年には、世界中のマイクロソフト社員のなかで卓越した社員にのみ授与される、ビル・ゲイツの名を冠した賞を受賞した。現在は、年間300回近くのプレゼンをこなすスペシャリストとしても知られる。ボイスメディア「Voicy」で配信する「澤円の深夜の福音ラジオ」も人気。著書には、『外資系エリートのシンプルな伝え方』(KADOKAWA)、『マイクロソフト伝説マネジャーの世界No.1 プレゼン術』(ダイヤモンド社)、伊藤羊一氏との共著『未来を創るプレゼン 最高の「表現力」と「伝え方」』(プレジデント社)などがある。
PROLOGUE これからに求められる資質は「個人力」
序 章 Being 「ありたい自分」はどこに——自らの「本質」を知る——
第1章 Think あたりまえを疑う——生きることは考えること——
第2章 Transform 常にアップデートする——あなたはいつだって変わっていける——
第3章 Collaborate 「個」として協働する——コミュニティー化が世界を救う——
EPILOGUE 今こそ「行動」するとき

要約ダイジェスト

Being──自らの「本質」を知る

 新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、時代が大きく変わりつつある。世界同時にこれだけ大きな変化が起きたのは、「Windows95」がリリースされ、「インターネット時代元年」とも呼ばれた 1995年以来のことだと考えている。

 インターネットの登場は、人の行動様式や、経済活動のリズムやパターンを劇的に変えた。いま多くのビジネスパーソンが実感しているのは、「働き方」の変化ではないだろうか。仕事におけるこれまでの常識や、「あたりまえ」とされていたものごとが、実はそれほど必要ではなかったことがバレてしまっている。

 例えば、「出勤」はその最たるものだ。自分が会社に対して提供できる価値と、通勤という行動がまったくリンクしていなかったことに気づいた人もいるだろう。以前と変わらず、他人が決めたやり方に従うような働き方を選ぶのか、自分で新しい働き方や生き方を模索していくのか。それは、まさに自分の選択次第だ。

 問われるのは、「個」としてなにができ、なにを選ぶのかということ。「個」として生きるということは、いわば信念を持って生きる姿勢にほかならない。これからの時代は、「Being(ありたい自分)」の強度がポイントになると考えている。

 「Being」とは、

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