『すごい自己紹介[完全版]』
(横川 裕之/著)

  • 本書の概要
  • 著者プロフィール
  • 目次
 自己紹介が苦手という人は少なくない。いざ人前に立つと、何を話していいかわからない、どう見られているかが不安という方も多いはずだ。だが、自己紹介は公の場だけでなく、新しい人と出会ったら必ず行われる。本書はその基本をフォーマット化して身につけ、多くの場面で役立てるための一冊だ。

 著者によれば、よい自己紹介には「過去・現在・未来」の時間軸が盛り込まれている。そこで本書では自己紹介の心構えから、自己紹介の材料となる自分の強みや想いの見つけ方、そして自己紹介の型を解説する。さらに、SNSでの自己紹介の活用法や、一目置かれるための姿勢や所作まで言及されており、そのまま実践できる内容になっている。

 著者は自立型人材育成コンサルタントで、これまで3000人以上の自己紹介を添削してきた自己紹介の専門家。口ベタ、人見知り、自信がない経営者などでも初対面の相手と信頼関係を築く方法を伝授してきたという。営業などで多くの初対面の人と接する方はもちろん、自己ブランディングを強化したい方などもぜひご一読いただきたい。

著者:横川 裕之(Yokokawa Hiroyuki)
 自立型人材育成コンサルタント/自己紹介の専門家。1979年新潟県生まれ。小学校から現在まで東京ですごす。早稲田大学卒業後、一部上場ICT企業、外資系生命保険会社を経て現職。3000人以上の自己紹介を聞いた直後に添削してきた自己紹介の専門家。
 幼少の頃から、自己紹介で誰からも興味を持たれない惨めさから苦手意識を抱く。そのコンプレックスを克服すべく一念発起し、主宰していた「日本一のランチ会」で人が集まる参加者の自己紹介を研究した結果、参加者の方々に共通する「自己紹介の法則」を発見し、添削を通じて独自の「18秒自己紹介理論」を構築。初対面の自己紹介だけで信頼関係が構築され、着任初日の教師や転勤者がすぐに職場になじんだり、就職・転職活動者が第一希望の会社に入社できたりするなど、喜びの声をたくさんいただく。また、口ベタ、人見知り、自信がない経営者や営業マンの売上、紹介率が飛躍的にアップし、次々と成果につながっている。志は「ひとりひとりが大切な人を幸せに導く世の中を創る」。
はじめに
第1章 自己紹介は話す前から始まっている
第2章 「自分が持っているもの」に気づく
第3章 すごい自己紹介の作り方
第4章 SNSでの自己紹介の使い方
第5章 一目置かれる自己紹介の基本
おわりにでない「おわりに」

要約ダイジェスト

自己紹介は話す前からはじまっている

 自己紹介が苦手と思っている方々に悩みを聞くと、「何を伝えていいのかわからない」「伝えられる強みがない」「人前でうまく話せない」と言う。だが、たとえ話すことがキレイにまとまっていてスラスラと話せたとしても、聞き手がこちらに聞く耳を持っていなければ、その自己紹介は届かない。

 人は無意識のうちに、自己紹介を聞きたい人、聞かなくてもいい人を分別している。自分が見たいもの、普段から意識していること、自分ごととして捉えていることなどには自然に目がいくが、人は自分に関係のない情報は受け入れようとしないのだ。

「自分の自己紹介は聞いてほしい。でも、人の自己紹介は聞いていない」という人がほとんどだから、まずあなたがすべきことは、「ほかの人の自己紹介を真剣に聞く」ことだ。たとえうまく話せなくても、聞いていない人たちに比べて圧倒的な差をつけられる。

 自信がない人ほど、自分の番が来るまで自己紹介を考えてしまったり、人の自己紹介を聞いて「自分はもっとよいことを言わないといけない」と焦ったり、「失敗したらどうしよう」と思ったりする。

 だが行動は自分に対しての最大の暗示だ。これらの行動をすればするほど、自分は自信がないというのを、さらに自分に言い聞かせていることになる。一方、自信がある人は「人事を尽くして天命を待つ」で、あらかじめ自己紹介を準備しておいて、自分の順番以外のときは、人の自己紹介を聞くことに全力を尽くすのだ。

 相手の自己紹介を聞くときに意識するのは、その人の背景を想像して聞くことだ。「どんな苦労を経験してきたんだろうか」「どんな子どもの頃をすごしてきたんだろうか」「どんなお客様に囲まれているんだろうか」。背景を想像しながら聞くだけで、

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