『日本一稼ぐ弁護士の仕事術』
(福永活也/著)

  • 本書の概要
  • 著者プロフィール
  • 目次
 「日本一稼ぐ」とはストレートなタイトルだが、本書は稼ぐことを第一の目的とする本ではない。ただし著者は弁護士として独立1年目から2年連続して年収5億円を突破、「日本一稼ぐ弁護士」となった人物だ。本書では現在複数の事業を手掛け、さらには冒険家としても活動するなど、単に「稼ぐ」を越えた著者の仕事術・仕事哲学を解説する。

 著者は地方出身で裕福でもなければ特別のコネがあったわけでもなく、就職した会社も2ヵ月で退職、24歳までフリーターとして過ごしていたという。その後一念発起して司法試験に合格、5年目で独立を果たした。その仕事哲学の根幹はシンプルで、才能や能力がないからこそ、「誰でもできることを、誰よりとことんやり続ける」というものだ。

 「今日から3年間、一度も『忙しい』と言わずに生活する」「スピードと時間量を武器にする」など、一読すれば、その徹底した自身の哲学の実践ぶりに驚かされるとともに、仕事や趣味、人生にも応用可能な考え方やノウハウを多く見つけることができるはずだ。仕事や資格、趣味などで新たな挑戦をしようとしている方はぜひご一読いただきたい。

著者:福永 活也(Fukunaga Katsuya)
 弁護士・実業家・冒険家。名古屋工業大学を卒業後、24歳までフリーターとして過ごす。その後、関西大学法科大学院を経て、27歳の時に司法試験に出願者数 7842人中 56位の成績で一発合格。弁護士として働き始め、5年目にして独立。独立1年目から2年連続して弁護士業のみで年収5億円を突破し、「日本一稼ぐ弁護士※」となる。
 その後、不動産投資、レストラン・モデル事務所・人狼ゲーム店舗の経営等、幅広く活動。
プライベートではエベレスト登頂を果たし、冒険家グランドスラム(世界七大陸最高峰の登頂及び北極点と南極点到達)に挑戦。現在、エベレストを含め、七大陸最高峰と南極点を制覇。
※2014・15年度 国税庁統計年報 所得種類別人員における主たる収入が「弁護士」の区分で最も高いレンジである課税所得5~10億円に入る。
はしがき
Chapter 1 日本一稼ぐ弁護士の「仕事」の考え方
Chapter 2 日本一稼ぐ弁護士の「仕事」のやり方
Chapter 3 日本一稼ぐ弁護士の「人生」の考え方・楽しみ方
終わりに

要約ダイジェスト

「ドリアンようかん」は好きですか?

 仕事に限らず、熱中できるものがない、やりたいことがないという相談を受けた時に、私はよく「ドリアンようかんは好きですか?」と質問する。すると、ほぼ全ての人が「好きでも嫌いでもない。食べたことがないからわからない」と答える。

 逆に「好きな食べ物はなんですか?」と聞くと、人それぞれ、「焼肉」などと答えてくれる。ここで伝えたいのは、過去に一度でも食べたことがある物について初めて、好き嫌いが生まれるということだ。

 これは、仕事や他の物事についても同じことが言える。どんなことでも経験してみないと好きか嫌いか、好きになりそうか嫌いになりそうか、判断できるはずがない。私は、弁護士の枠に留まらず、不動産業、レストラン経営、人狼ゲーム店舗経営、モデル事務所経営、ファッション事業経営など、次々と新しいことに挑戦しているが、どれも最初は全く経験のない分野だったが、挑戦してみると楽しいものばかりだった。

 このように、熱中できるものを見つけるためには、まずは試しに色んなことを経験してみる必要がある。つい「好きじゃないからやらない」、と言ってしまいそうだが、それは当たり前のことで、経験したことがないものを好きであるはずがないのだ。

今日から3年間、一度も「忙しい」と言わずに生活する

 私は後輩や友人から「成功する秘訣は何ですか?」と聞かれると、今日から3年間、一度も「忙しい」と言わずに生活してみてください、と答える。なぜなら、何か新しい挑戦を断る理由として最も多いのが「忙しい」という理由だからだ。26歳の秋にこのことを思いついて以来、

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