『すべての知識を「20字」でまとめる 紙1枚!独学法』
(浅田すぐる/著)

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  • 目次
 研修やセミナー、読書などで学びを続ける方なら、誰しも一度は「学びを仕事に活かせていない」と感じたことがあるのではないだろうか。仕事に活かすどころか、内容をほとんど忘れているというケースも少なくない。学びを忘れないためには、目的の明確化、思考整理、端的な要約が必要であり、それらを簡単に実現するのが、著者が提唱する「20字インプット学習法」だ。

 このメソッドでは、思考の整理をしながら、最終的に学びを 20字前後にまとめる。その結果、学んだことの「本質」をつかむことができ、学びを忘れにくくなり、人に説明するときも端的に表現できるようになる。本書では、すぐに実践、練習できるよう、その秘伝のメソッドをステップごとにケーススタディを絡めてわかりやすく解説する。

 著者はトヨタ自動車で海外営業などに従事しながら「紙1枚」スタイルを磨き、そのノウハウを活かして、現在は「1枚」ワークス株式会社代表取締役として企業研修やコンサルティング、講演など多方面で活躍している。まとめる力や伝える力を磨きたい方、本当に仕事や人生に役立つ学びをしていきたい方はぜひご一読いただきたい。

著者:浅田 すぐる(Asada Suguru)
 「1枚」ワークス株式会社 代表取締役。愛知県名古屋市出身。トヨタ自動車(株)入社後、海外営業部門に従事。米国勤務などを経験したのち、6年目で同社のグローバル企業ウェブサイト管理業務を担当。その後、(株)グロービスへの転職を経て、独立。
 現在はビジネスコミュニケーションをテーマにした企業研修・講演・コンサルティングなどを多数実施。受講者数は2018年3月時点で 8,000名以上。自社独自の教育プログラム“「伝わる」思考×「1枚」の型 1sheet Frame Works”という1年間のスクールプログラムは日本全国から受講者が集まる人気講座となっている。デビュー作『トヨタで学んだ「紙1枚!」にまとめる技術』(サンマーク出版)は、2015年年間ランク4位、世界5カ国翻訳のベストセラー・ロングセラーに。
はじめに なぜ、学んだことがすぐ活かせないのか―「1シート・ラーニング・システム」のすゝめ
1章 なぜ、学んだ内容を忘れてしまうのか?
2章 「紙1枚」書くだけの「20字」インプット学習法とは?
3章 アウトプットカを高める「学び方」
4章 その他大勢から抜け出す「3Q」アウトプット学習法とは?
5章 なぜ、学びを仕事に活かせないのか?
6章 奥義伝授!仕事に即活かせる「1枚」コントリビューション学習法とは??
終章 「知的好奇心」型の学習を取り戻す

要約ダイジェスト

なぜ、学んだ内容を忘れてしまうのか?

 なぜ、私たちは学んだことを忘れてしまうのか。1つ目の原因は、現在は「学び」が「消費」になっている時代だからだ。インターネット上には、あらゆるテーマについてテキストや動画が溢れかえり、水を飲むような気軽さ、ハードルの低さで学ぶことができてしまう。

 すると、学んだ内容はいちいち覚えていない、忘れてしまうのが当然という価値観が主流となる。だとすれば、自ずと処方せんも見えてくる。「消費」型の学習観から、「投資」型の学習観へ転換するのだ。

 2つめの原因は、「咀嚼していない」、つまり「思考整理」しながら学んでいないからである。そして3つめの原因は、学んだ内容を「短く要約していない」からだ。長すぎて、とても覚えられないということが起きるのだ。

 3つの原因から、学んだことを忘れないために必要なのは、①目的の明確化、②思考整理、③端的な要約だとわかる。これらを「紙1枚」書くだけで実践可能にしたのが「20字」インプット学習法だ。

 20字である理由は、20字あればメッセージを表現できるからだ。例えば「俳句」。周知の通り、「5・7・5」の 17音で成立しているが、「五、七、五。」と、句読点を加えれば合計 20字となる。また、原稿用紙の1行も 20字だ。日本語というのは、20字あれば伝えたい内容が表現できる言語なのだ。

 資料作成も、仕事も、学習も、

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