『社会人1年目の教科書』
(菅沼勇基/著)

  • 本書の概要
  • 著者プロフィール
  • 目次
 社会人1年目から伸びる人と伸びない人の差は、どこにあるのか。33歳にして成長企業の経営者として、また医療法人の理事などとして多方面で活躍する著者によれば、それは考え方や習慣の違いにある。本書は、著者がこれまで培ってきた、仕事における原理原則や基本的な姿勢、目標の立て方、情報収集や準備の方法を丁寧にひも解いた一冊だ。

 本書では、新入社員が持つべき仕事へのマインドとノウハウを、「仕事」「目標」「コミュニケーション」「成長」の4つの観点、42の項目で解説。「目標のない仕事はありえない」「人の一生はすべて『営業』である」など、ベテラン社員が読んでもハッとさせられる内容が多く、当たり前のことを当たり前にやり切る大切さを再認識させらるはずだ。

 著者は住友不動産を経て、投資用不動産事業を手掛ける横濱コーポレーションを設立。創業6年で 50億円超の売上規模に成長させた若手経営者。圧倒的な成果をあげたい新卒・第二新卒社員はもちろん、若手社員の成長や育成に携わるチームリーダーやマネジャー層にもぜひご一読いただきたい。

著者:菅沼 勇基(Suganuma Yuki)
 横濱コーポレーション株式会社 代表取締役。1985年、横浜市生まれ。横浜市立大学国際総合科学部卒業後、住友不動産(株)に入社し、オフィスビルの開発・運営業務、新事業の開発業務に携わる。3年後に独立し、横濱コーポレーション(株)を設立。未経験でも夢を持ったやる気のある若手を多く採用して企業規模を拡大し続け、注目を浴びる。
 投資用不動産として現在、計300億円の資産を稼働率95%以上で運用し、33歳で年商50億円のビジネスに育て上げるほか、医療法人の理事も務める。著書は『年収 1000万円の人が、5年で現金 3000万円をつくる方法』(クロスメディア・パブリッシング)など。
第1章 「仕事」ってなんだ?
第2章 「目標」ってなんだ?
第3章 「人間関係」って何だ?
第4章 「成長」って何だ?

要約ダイジェスト

仕事の捉え方が、あなたの一生を決める

 社会人になったら「誰かが引いてくれたレール」はない。大学受験なら、周りの誰かに勝つとか、誰かよりも「いい大学」に行くことがモチベーションになり得ただろう。しかし、社会人になったら、本質的には周囲の誰かと競っても仕方がない。

 なぜなら、その相手はあなたとは別の価値観で別のゴールを定めているからだ。だから、強いて言えば自分の人生の勝者になるべきであり、まずは社会人1年目で、自分でゴールを見つけ、線路を引くことから始めよう。

 社会人になった最初の1年間の頑張りいかんで人生はまったく違ったものになる。どんな仕事でも、1年目に教えられた仕事のやり方、取引先や上司との付き合い方はいつまでも残り、終生影響を与えるものだ。「この1年で自分の一生は決まる」ぐらいの覚悟で最初の1年に取り組んでいこう。

伸びない人は雑用をしぶしぶやる。伸びる人は雑用から仕事の基本を学ぶ

 「コピーなんか自分の仕事じゃない」と言うのは、大切な仕事のイロハを学ぶ機会を自分から放棄しているようなものだ。コピーを取るだけで一生を終えたという話は聞いたことがなく、コピーがきっちりできるようになったら、次はたとえば会議の議事録をつくってみなさいとなる。それがきちんとできるようになれば、小さな信用を勝ち取ることができる。

 そのうち「取引先に行くから、君も一緒についてきなさい」となり、これをうまくこなしていくと、「一人で商談をしてきなさい」となっていく。こんな風に仕事をどんどん転がしていくと小さな信用がくっつき、雪だるまのようにどんどん大きな仕事になっていく。そして最終的には経営に近い部分を任されるようになる。だから「コピー取り」からすべての道はつながっているのだ。

 そして、

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