- 本書の概要
- 著者プロフィール
自分を高値で売るといっても、売り込み方や見せ方の工夫のことではない。本書で提案されるのは、文字通り自分の提供価値をパッケージ化、高額商品化して複数の顧客に販売する「教育型ビジネス」だ。本書ではその立上げ方を具体的に解説。ポイントは、いわゆる情報商材などの情報やモノではなく「顧客の成功(カスタマーサクセス)」を売ることにある。
著者は教育スクールビジネス研究所代表として、英語・起業・マーケティング・ネイル・投資・ダイエット・目標達成など様々な分野での教育ビジネスの立ち上げを支援してきた「才能をお金に換える」専門家。独立・起業や新規事業、副業のアイデアを探している方はもちろん、すでに個人事業主として活動されている方もぜひご一読いただきたい。
(株)教育スクールビジネス研究所 代表取締役。1983年 埼玉県生まれ。2006年早稲田大学理工学部卒。25歳で独立したものの全く稼げず、時給900円の日雇いバイトを経験。家族の治療費のため、自分を最高値で売ることを決意し、1ヶ月後に毎月210万円の報酬が得られるようになる。その後、自分を商品にして1億円プレイヤーとなり、今回、起業10年の経験を本にまとめた。
「本業で結果を出して稼ぎ、結果の出し方を人に教えて稼ぐ」、ダブルインカムの手法を実践する「新・講座型ビジネス実践会」を主宰。教えることを仕事にしたい個人事業主・主婦・会社員・起業家が全国から集まっている。ゼロから3ヶ月で月100万円稼ぐ人が続出していることから、「才能をお金に換える専門家」と呼ばれ、年間3,000万円、1億円稼ぐクライアントもいる。自身がお金に苦労した経験から、地に足のついたアドバイスに定評がある。
1章 普通の会社員で年収1000万円はほぼ不可能
2章 自分高額商品化
3章 カスタマーサクセス
4章 ゼロから3ヶ月で月100万円稼ぐ6つのステップ
5章 安売り思考から最高値思考にアップデート
おわりに
特典
要約ダイジェスト
自分という商品を最高値で売る
一般的な日本の教育を受けていると、「自分という商品価値を高め、最高値で売る」ということを学ばない。そのせいで、本来の価値よりも自分を安く売り、長時間働く、というのが一般的なビジネスパーソンの現実となっている。
専業という働き方は知らず知らずのうちに自分を安売りしてしまいがちだ。だが、あなたが生み出す価値ではなく、働いた時間で報酬をもらっている限り、大した報酬は得られない。大切なことは、「自分の時間」と「提供する価値を生む仕組み」を切り離せるかどうかだ。
そこで、自分を「商品」と見立てて、世の中に新しい価値を生み出し、活躍する人材になっていこう、というのが本書の提案である。自分という商品で年間1,000万円稼ごうと思ったら、シンプルに高額商品化して、複数の顧客と契約すれば達成できる。30万円なら、月3件で月90万円、年間1,080万円いく。
3,000万円稼ごうと思ったら、集客の仕組み化、つまり毎月安定的に新規顧客開拓できる仕組みが必要になる。自分を30万円の商品にするなら年100人の顧客開拓が必要になるが、これもそんなに難しくない。WEB上に自分の分身をつくり、24時間365日集客とセールスをしてもらえばよいのだ。僕もWEB上に自分の分身が何人もいる。
1億円稼ごうと思ったら、優秀なチーム、特に集客と商品開発に強いマーケッターと外注をマネジメントできる優秀な管理者が必要だ。僕も彼らとチームを組むことで、先日はひと月で6,000万円ほどの粗利を生み出すことができた。しかも、