『MBA 100の基本』
(グロービス、嶋田毅/著)

  • 本書の概要
  • 著者プロフィール
  • 目次
 「基本」とは長い年月をかけて築き上げられてきたその分野のエッセンスであり、その重要性はスポーツや勉学に限らず、ビジネスにおいても変わらない。本書は、ビジネスにおける基本として、論理思考、問題解決、経営戦略、マーケティング、リーダーシップ、会計、ファイナンス、新事業創造などの11テーマ100のポイントをまとめたものだ。

 本書の特長はMBAの必修基礎やフレームワークが、深すぎず浅すぎず絶妙のさじ加減、かつ「論点は何?」「競争するのは最悪の戦略」など、覚えやすく使いやすい「1フレーズ」で解説されていること。「そんな基本は知っている」という方も、それが「できている」と言える方は少ないはずであり、それゆえに基本が大切とされるのだ。

 さらに、専門外の領域の基本を知ることは、自らの専門性を強めるうえでも武器となる。ビジネスや経営の基本と全体像を効率的に学びたいビジネスパーソンはぜひご一読いただきたい。著者は戦略系コンサルティングファーム、外資メーカーを経てグロービス経営大学院教授、グロービス出版局長、『GLOBIS知見録』編集顧問などを務める人物。

著者:グロービス(GLOBIS)
 1992年の設立以来、「経営に関する『ヒト』『カネ』『チエ』の生態系を創り、社会の創造と変革を行う」ことをビジョンに掲げ、各種事業を展開している。グロービスには以下の事業がある。(http://www.globis.co.jp/)
●グロービス経営大学院
・日本語(東京、大阪、名古屋、仙台、福岡、オンライン)
・英語(東京、オンライン)
●グロービス・マネジメント・スクール
●グロービス・コーポレート・エデュケーション
(法人向け人材育成サービス/日本・上海・シンガポール・タイ)
●グロービス・キャピタル・パートナーズ(ベンチャーキャピタル事業)
●グロービス出版(出版/電子出版事業)
●『GLOBIS知見録』(ビジネスを面白くするナレッジライブラリ)
●一般社団法人G1(カンファレンス運営)
●一般財団法人KIBOW(震災復興支援活動)

著者:嶋田 毅(Shimada Tsuyoshi)
 グロービス出版局長、グロービス電子出版編集長兼発行人、『GLOBIS知見録』編集顧問、グロービス経営大学院教授。東京大学理学部卒業、同大学院理学系研究科修士課程修了。戦略系コンサルティングファーム、外資系メーカーを経てグロービスに入社。著書・共著書・共訳書多数。

Chapter.1 論理思考―説得力を高める
Chapter.2 問題解決——望ましい状況を手に入れる
Chapter.3 経営戦略——よき戦略なくして長期的な繁栄はない
Chapter.4 マーケティング——効果的にキャッシュを得る
Chapter.5 リーダーシップ——人が動いてくれなければ、どんな仕事も実現できない
Chapter.6 組織——いい仕組みが競争力を向上させる
Chapter.7 定量分析——数字を使って意思決定をし、人を動かす
Chapter.8 アカウンティング——会社の数字を正しく読みとる
Chapter.9 ファイナンス——企業価値の最大化を図る
Chapter.10 新事業創造——企業存続の道であり、経済成長の源
Chapter.11 交渉・説得・会議——コミュニケーションによって生まれる価値

要約ダイジェスト

論理思考

 ビジネスの生産性を上げるためには、より適切な意思決定をする能力と同時に、それを他者に説得力をもってコミュニケーションできる能力が不可欠だ。これらはいずれも論理思考力に含まれ、まずはこの論理思考こそが、すべての土台となることを意識してほしい。

論点は何?

 説得力のある主張をするためには、まず「何について考えるべきか」を把握しておく必要がある。これを論点あるいはイシューと呼ぶが、論点ずれを起こさないように自問する際や、会議が迷走しそうになった時、さらには部下や後輩の指導などにも使えるフレーズだ。

 会議、資料作成や外部パートナーとの議論など、本来の論点を外したものは無駄になってしまう。論点がずれていくケースは、「関心の強い事柄について必要以上に考え込む」「定義や前提に必要以上にこだわる」「一般論と個別論を混同する」「抽象度を必要以上に上げる」「本論と、人格や態度、立場を混同する」「本論と、

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