『FP大家だけが知っている 資産形成に中古ワンルームを選ぶと失敗しない理由』
(齋藤岳志/著)

  • 本書の概要
  • 著者プロフィール
  • 目次
 現在、不動産投資や投資用マンション購入のセミナーが多数開催されており、営業を受けたことがある方も多いはずだ。曰く、「自己資金10万円から始められる」「副業として最適」など、耳ざわりの良い言葉が語られることも多いが、本当のところはどうなのか。本書はそんな疑問に答える一冊だ。

 本書では、フィナンシャルプランナー、経営コンサルタントであり、投資家としてもワンルームマンションを多数保有、安定収入を実現した著者が、中古ワンルームマンション投資についてわかりやすく全体像を解説。物件選びから購入、空室対策や金融機関との付き合い方まで、不動産投資・大家業の鉄則を明らかにしている。

 著者はプライベートで株式や先物、投資信託、FXなど様々な投資を経験した後、中古ワンルームを中心とした資産形成に取り組み、安定収入を実現。その経験を生かして、不動産投資に関するアドバイスを中心にファイナンシャルプランナーとして活躍する人物。将来のお金が不安だが、運用に失敗したくない働き盛りのビジネスパーソンはぜひご一読いただきたい。

著者:齋藤 岳志(Saito Takeshi)
 FPオフィス ケセラセラ横浜代表/CFP。1977年生まれ。上智大学文学部哲学科卒。百貨店、税理士事務所、経営コンサルティング会社への勤務を経て独立。株式投資に始まり、信用取引や商品先物取引、投資信託やFXなどの投資を経験し、その中で自分の性格や考え方に一番合った大家業を2007年にスタート。以来中古ワンルームを中心とした資産形成に取り組んでいる。
 空室になることはほとんどなく、安定した収益を得ている経験を生かして、不動産投資に関するアドバイスを中心としたファイナンシャルプランナーとしても活動中。「資産運用のスタートで失敗させない、後悔させない」「不安を安心に変えてあなたと一緒に最適な未来(スタイル)を考える」をモットーにしている。
はじめに
第1章 「大家の噂」あれこれにお答えします
第2章 1戸目を購入するまでにすべきこと
第3章 物件選択で失敗しないポイント
第4章 大家業を充実させていくために
第5章 空室対策として取り組むこと
おわりに 私は皆さまの笑顔が見たいです

要約ダイジェスト

大家業に向いている人・不向きな人

 不動産投資のセミナーに行くと、「自己資金 10万円ですぐに始められます」という話をよく聞く。この不動産投資のセミナーの話は本当だろうか。2017年時点では、融資の金利はかなり低利で、この現状を考えれば、融資を利用しながら実物資産である不動産を手に入れて、家賃収入を得ながらその中から返済していくという投資は、「あり」だ。

 ただし、ファイナンシャルプランナーとして言えば、少額で始められるからといっても、毎月の手取りがなくなってしまうようであれば本末転倒だ。だから、毎月のお金の流れがローン返済後もプラスになる物件を選ぶことが大前提で、借金を多く抱えることに不安を感じるのであれば、物件価格の 10~30%の頭金を入れて購入するのが、安心感につながる始め方だ。

 また、安定した大家業にはお金を貯めていくことが必要なので、入ってきた家賃収入は基本的に貯蓄に回しておくべきだ。今を楽しむキリギリスではなく、後で困らないように将来に備えてせっせと蓄えるアリのような心構えが、大家業には求められてくる。

 区分マンションの場合、建物管理会社と賃貸管理会社が共用部分と専有部分の管理をしてくれるので、日常業務はアウトソースでき、自分は本業に専念できるのも特徴の一つである。

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