『売れる化』
(本多利範/著)

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 モノが売れない時代と言われて久しい。絶え間なく発売されるたくさんの商品の中から選ばれ、人気商品になるためには、変化していくお客様の心をつかまなければならず、人気を継続させることも容易ではない。さらに、どうしたらモノが売れるかを考えることは、経営者やセールス担当者だけでなく、あらゆる職種で必要である。

 本書では、季節や天候、その日の体調などによって違うお客様の心をつかむために必要な、「商品開発力」「販売力」「変化対応力」を養成するノウハウを解説する。著者がカリスマ経営者 鈴木敏文氏から学んだことや、大手コンビニでの様々な体験を踏まえ、業界を問わず役立つ知見が満載された内容になっている。

 著者は 40年以上コンビニ業界で活躍し、セブン・イレブン最年少取締役、ファミリーマート常務執行役員などの要職を歴任した人物。展開される豊富なエピソード一つひとつから、マーケティングに限らず経営やビジネスのヒントを得ることができるはずだ。経営層や店舗担当者、商品開発担当者から個人事業主まで、幅広い方にご一読いただきたい。

著者:本多 利範(Honda Toshinori)
 1949年3月5日、神奈川県生まれ。大和証券を経て、1977年セブン―イレブン・ジャパン入社。同社の最年少取締役に就任、日本のコンビニエンスストアの基盤整備に貢献。後に渡韓し、ロッテグループ専務取締役として韓国セブン―イレブンの再建に従事。
 帰国後、スギ薬局専務取締役、ラオックス代表取締役社長、エーエム・ピーエム・ジャパン代表取締役社長を経て、2010年よりファミリーマートにて常務執行役員として新規事業を担当、2015年より取締役専務執行役員・商品本部長として、おにぎりや弁当など多くの商品の全面改革に取り組む。2017年に取締役専務執行役員・社長補佐就任、ユニー株式会社顧問兼務。2018年、株式会社本多コンサルティングを設立。著書に『おにぎりの本多さん』(プレジテント社)がある。
はじめに
第1章 商品開発力養成講座―商品の「売れる化」を考える
第2章 販売力養成講座―売れる店をつくる
第3章 変化対応力養成講座―世の中の変化を見極める
おわりに

要約ダイジェスト

その商品は「売れる化」できるか

 「世の中で今流行っているから」という理由だけで新商品を開発しても、その商品は売れない。世間で今何が話題になっているか、常にリサーチすることは大切だが、肝心なのは、そのアイデアをどのように工夫すれば自分たちの強み商品に変換できるかである。この美味しさ、感動、驚きを、自分たちならどのように表現できるか。それが「売れる化」だ。

 「売れる化」の方法、発想について、私はボスであった鈴木敏文氏から徹底的にその姿勢を学んだ。普通の人間はある程度の水準に達した商品を見たら GOサインを出したくなるものだが、鈴木敏文という人は自分の求めるレベルに達しなければ、絶対に認めない、つくらせない、販売させない人だった。

 周囲で働く人間は常に戦々恐々だが、その妥協を許さない姿勢こそが、セブン―イレブンを、そして日本のコンビニをここまで成長させたのだと思っている。「うちでは○○を売るのは無理」と片付けるのは簡単だが、

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