『防衛大で学んだ無敵のチームマネジメント』
(濱潟好古/著)

  • 本書の概要
  • 著者プロフィール
  • 目次
 管理職やマネジャー、チームリーダーなど、組織を引っ張る立場の人の中には、部下育成やチームの成果の出し方に苦労し、心が折れそうになる人も多い。厳しい校風と一枚岩の組織力で知られる防衛大学校(以下防大)出身の著者が「防大式マネジメント」を解説した本書は、そんな悩みを吹き飛ばす骨太で熱い一冊だ。

 防大というと、理不尽な指導が多そうなイメージがあるが、本書の内容はそうした精神論にとどまらない。精神的、肉体的に過酷な状況下でこそ問われるリーダーシップの本質に基づき、「覚悟を決めることの大切さ」や「部下が自主的に動く状況の作り方」など、スキルとマインドの両面から、リーダーが備えるべき資質、とるべきコミュニケーションや行動を明らかにするものだ。

 著者は防大卒業後に IT系ベンチャー企業で「防大式マネジメント」を実行し、リーマン・ショック、ネガティブな部下といった逆境をはねのけて大きな成果をあげ、離職率も大幅に下げることに成功した。今いるメンバーを一流にし、落ちこぼれを出さずに成果を出す手法、そして過酷な防衛大生の生活からは、多くの気づきが得られるはずだ。人材育成に悩みを抱えるリーダー、マネジャーは、ぜひご一読いただきたい。

著者:濱潟 好古(ハマガタ ヨシフル)
 組織マネジメント・目標達成コンサルタント。株式会社ネクストミッション代表。1982年福岡県生まれ。防衛大学校卒。軍隊同様の厳しい規律、徹底された上下関係に耐えきれず 600名中 120名の同期が自主退校する中、大学一過酷と言われる短艇委員会に入部し、日本一を2回経験。卒業後、IT系ベンチャー企業に営業職として入社。入社2年目から5年目まで売上 №1営業マン。社内の営業MVPを独占する。
第1章 リーダーに必要な「人間力」を磨く
第2章 常勝組織になるための「育成訓練」のやり方
第3章 半永久的に結果を出し続けるための「チーム運営」術
第4章 自主的な部下を次々と生み出す「コミュニケーション」の方法
第5章 上司から共感される「フォロワーシップ」力のつけ方

要約ダイジェスト

リーダーに必要な3つの覚悟

 変化し続ける環境の中で最大の成果を上げ、生き抜くためには、まず自分の「在り方」を決める必要がある。「とことんまでリーダーを務める覚悟」「公明正大なミッションを掲げ、そこからは絶対にぶれない覚悟」「決して部下を見捨てない覚悟」、この3つは、私が「リーダー」になった日に決めた覚悟であり、「防大式マネジメント」の基盤になっている。

 営業の「やり方」やコミュニケーションは状況によって変わるが、リーダーとして一度、

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