『最強の組織をつくる「5S」のススメ』
(戸敷進一/著)

  • 本書の概要
  • 著者プロフィール
  • 目次
「会社のイベントに遅刻者が多い」「決めたことが守れない」「他部門のことに無関心」「まともなあいさつもできない」など、組織をめぐる問題は様々だ。「業種・規模・地域を問わない組織活性化」の専門家として、15年以上にわたる現場での指導経験を持つ著者は、その原因として、世代、職位、性別などによる価値観の多様化を挙げる。

 こうしたまとまりのない組織を一枚岩に変えるツールが本書のテーマ「5S」だ。5Sは、整理・整頓・清掃・清潔・躾の頭文字をとったもので、製造業を中心に有名な改善活動だが、導入に失敗する企業も多く、5Sが本当に定着できている組織は少ない。そこで本書では、単なる「大掃除」ではなく、手順を踏んで「仕組み」として取り組む、5S活動を 2S+2S+1Sに分割する、など著者独自の実践的な導入・定着プロセスを解説。

 組織の共通言語として、また全社一丸となるプロセスとして活用でき、業績効率・利益改善・組織活性化を同時に達成する 5Sの強力さに驚かされるはずだ。世代間やプロパーと転職者間の価値観相違、部署間のセクショナリズムといった組織課題に悩む中小・ベンチャー企業の経営者・経営幹部は業種を問わずご一読いただきたい。

著者:戸敷 進一(トジキ シンイチ)
 株式会社経営改善支援センター代表取締役。組織活性化コンサルタント。講演家。1956年生まれ。宮崎県出身。20代前半から建設会社に勤務し、現場責任者・経営役員を経験。その後、経営コンサルティング会社で建設系の企業を中心に組織再構築の指導を行う。そのなかで独自に5S活動から展開する組織活性化手法・コンサルティングスタイルを確立し、全国で実績をあげる。
 2004年福岡市博多区にて経営コンサルタントとして独立。はじめは建設系企業のコンサルティングを専門としていたが、その効果が多くの会計人や経営者に認められ、製造系・サービス系企業へと活動の幅を広げる。現在は「業種・規模・地域を問わない組織活性化」の専門家として活動中。支援実績としては、大手流通ショッピングセンター、介護施設、ブライダル産業、フィットネスクラブ、調剤薬局、美容室、飲食店、会計事務所、生活協同組合など多岐にわたる。建設系・製造系企業は多数。講演依頼も多く、全国の商工会議所、金融機関、企業だけでなく、大手上場企業でも講演を行っている。

株式会社経営改善支援センターHP http://sien.co.jp/
戸敷進一オフィシャルコラム http://tojiki.jp/

少し長い「はじめに」
第1章 5S活動 必要編
第2章 5S活動 実践編
第3章 5S活動 育成編
第4章 経営者と経営幹部のための9つのコラム
おわりに

要約ダイジェスト

組織内の共通言語を作るための 5S活動

「5S活動」とは、「整理・整頓・清掃・清潔・躾」という5つの要素のことで、この5S活動を手順を踏んで組織に落とし込むと、組織に大きな変化が起こる。そのもっとも大きな理由は、5S活動によってできる仕組みが組織内の「共通言語」になるということだ。

 組織の中には、部長、課長、主任などという職位や、事務系、現場系、営業系などの職種がある。また、世代や性別、最近では国籍の違いもある。つまり、組織は意識しておかないと、それぞれの考え方や言い分や理解度に大きな差が生まれる。

 組織にとって一番重要な利益ですら、

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