- 本書の概要
- 著者プロフィール
自由でオリジナリティある発想がしたいと願う人は多いが、一方で、これまでの常識や自分が信じていることを疑い、壊すのは勇気がいる行為だ。これまで自分が築き上げてきたものまで崩壊してしまうかもしれないからだ。しかし著者によれば、常識や自分の信じているものを壊せば、これまで見えなかった多くの新たな可能性に気づき、さらに、それまでの経験はその可能性を追求するために活かしていける。
本書では、発想法や時間、悩みやお金に対する考え方、アイデンティティなど、多くの人のものの見方や考え方がいかに固定化されており、価値観や常識などに縛られてしまっているか、そしてそこから自分を解放するための思考法が説かれている。著者は歴史上、テクノロジーによって様々なことが可能となった現代ほどチャンスに満ちた時代はないという。本書は、そんなチャンスを捉え、発想や働き方、キャリアの幅を広げ、やりたいことの実現を後押しする。
著者は大学在学中に総合格闘技のプロ選手として活躍し、卒業後大和証券キャピタルマーケッツ(現 大和証券)で投資ストラテジストとして勤務。スペイン留学やイスラエル企業などを経て現在はスペイントップの戦略デザインファームでアドバイザー、国際的カンファレンスでの講演やスペインとアメリカでの書籍出版、ロシアの美術館アンバサダー、さらには天台宗の僧籍も持つなど、分野や国境をまたぎ活躍する異色の経歴の持ち主。
著者:長谷川 雅彬(ハセガワ マサアキ)
立教大学経営学部にて元日銀政策決定委員の田谷禎三氏に師事。在学中は総合格闘技のプロの試合にも出場し、卒業後は大和証券キャピタルマーケッツ(現・大和証券)にて投資ストラテジストとして勤務。その後、スペインのIE UniversityにてVisual Media Commu-nication修士号を取得し、イスラエルにてソフトウェア会社のチーフエバンジェリストとして勤務。2014年よりスペインに戻りコンサルや執筆活動を開始し、スペインとアメリカで書籍を出版する。
現在はスペイントップの戦略デザインファーム Erretresでアドバイザーを務め、大学や国際的なカンファレンスでの講演を行う他、自身の持つ創造性に関するオンラインコースでは120ヵ国に 4,000人以上の受講者を持つ。アーティストとしては2017年にマドリッド、パリ、モスクワで作品を展示する他、ロシアのカリグラフィー美術館のアンバサダーを務めるなど、さまざまな分野で国や地域にとらわれず精力的に活動している。また、天台宗で得度をして僧籍を持っており、海外での日本文化の普及にも寄与している。
立教大学経営学部にて元日銀政策決定委員の田谷禎三氏に師事。在学中は総合格闘技のプロの試合にも出場し、卒業後は大和証券キャピタルマーケッツ(現・大和証券)にて投資ストラテジストとして勤務。その後、スペインのIE UniversityにてVisual Media Commu-nication修士号を取得し、イスラエルにてソフトウェア会社のチーフエバンジェリストとして勤務。2014年よりスペインに戻りコンサルや執筆活動を開始し、スペインとアメリカで書籍を出版する。
現在はスペイントップの戦略デザインファーム Erretresでアドバイザーを務め、大学や国際的なカンファレンスでの講演を行う他、自身の持つ創造性に関するオンラインコースでは120ヵ国に 4,000人以上の受講者を持つ。アーティストとしては2017年にマドリッド、パリ、モスクワで作品を展示する他、ロシアのカリグラフィー美術館のアンバサダーを務めるなど、さまざまな分野で国や地域にとらわれず精力的に活動している。また、天台宗で得度をして僧籍を持っており、海外での日本文化の普及にも寄与している。
第1章 扉を見つける
第2章 扉の前に立つ
第3章 ドアノブに手をかける
第4章 扉は開く
第2章 扉の前に立つ
第3章 ドアノブに手をかける
第4章 扉は開く
要約ダイジェスト
「二者択一」を疑う
「可能性を広げる」「アイディアを実現する」ための基本として、最も気をつけるべきことは、「二元論」に陥ってしまうことだ。これは白/黒、勝者/敗者、成功/失敗、有/無、善/悪といったように、物事を二極的に判断してしまう考え方である。
白か黒に分けるのは分かりやすく、気分的にもスッキリするが、それ以外の可能性を切り捨ててしまう。この思考に陥ると、
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