『残念な経営者 誇れる経営者』
(山田修/著)

  • 本書の概要
  • 著者プロフィール
  • 目次
 近年、不祥事や後継者争い、経営不振による買収などで世間を騒がせる企業が増えている一方で、長期的に成長を続ける企業、鮮やかな V字回復を実現した企業もまた存在する。本書は、そうした 2016年にニュースで話題となった企業を率いた経営者のどこが間違っていたのか、またどこを見習うべきかを解説した一冊だ。

 著者の山田修氏は、20年以上にわたり外資4社、日系2社で社長を歴任、業績回復を実現し、現在は経営コンサルタントとして活躍する人物。本書は人気ビジネスサイト「ビジネスジャーナル」における同氏の連載『間違いだらけのビジネス戦略』から、「反面教師にしたい残念な経営者」「事業継承に奮戦する残念な経営者」「一目置きたい戦略型経営者」「岐路に立つ経営者たち」などのテーマで「経営者」に着目し、再構成したものだ。

 本書では電通、三菱自動車、シャープ、大塚家具、出光興産、クックパッド、セブン&アイ HD、日本電産、しまむら、LIXILなど、22社 22名の経営者を取り上げ、忌憚なき評価を下す。一刀両断とも言うべき辛辣な内容もあり、経営者にとっては耳が痛い内容であるとともに、業種や規模を問わず、実践的な経営戦略立案の第一人者として知られる著者の着眼点からは、自社の経営に活かせるヒントが見つけられるはずだ。

著者:山田 修(ヤマダ オサム)
 ビジネス評論家、経営コンサルタント、MBA経営代表取締役。20年以上にわたり外資 4社及び日系2社で社長を歴任。業態・規模にかかわらず、不調業績をすべて回復させ「企業再生経営者」と評される。実践的な経営戦略の立案指導の第一人者。「戦略策定道場」として定評がある「リーダーズブートキャンプ」第3期が8月から開講。1949年生まれ。
 学習院大学修士。米国サンダーバードMBA、元同校准教授・日本同窓会長。法政大学博士課程(経営学)。国際経営戦略研究学会員。著書に『本当に使える戦略の立て方 5つのステップ』『本当に使える経営戦略・使えない経営戦略』(ぱる出版)『あなたの会社は部長がつぶす! 』(フォレスト出版)『MBA社長の実践「社会人勉強心得帖」』(プレジデント社)『MBA社長の「ロジカル・マネジメント」-私の方法』(講談社)ほか多数。
序に変えて~「経営者残念大賞」番外編
Chapter 1 反面教師にしたい残念な経営者たち
Chapter 2 事業継承に奮戦する残念な経営者たち
Chapter 3 一目置きたい戦略型経営者たち
Chapter 4 醜い代表交代劇を演じた残念な経営者たち
Chapter 5 これからどうなる? 岐路に立つ経営者たち

要約ダイジェスト

孫正義と柳井正

 ソフトバンクグループは株主総会前日の 2016年6月、副社長で次期社長候補だったニケシュ・アローラ氏の退任を発表した。そこで、ソフトバンクグループで後継経営者の育成はどうするのかという命題が発生したが、私は「そんなことは無理だったのだ」と指摘したい。

 同社には以前からソフトバンクユニバーシティがあり、

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