『超AI時代の生存戦略』
(落合陽一/著)

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 2040年代にテクノロジーが人間の知能を超えると言われる「シンギュラリティ」が人々の不安をかきたてている。しかし、誰もが未知の次元であることから、シンギュラリティに向けた具体的な対応策は見えにくいのが現状だ。そんな「超 AI時代」に、私たちはどのように生きていけば良いのだろうか。

 著者は、シンギュラリティを語る際によく言われる「人間は人間らしいクリエイティブな仕事をすればいい」という論調は、思考停止にすぎないと指摘する。そこで本書では、働き方ややアイデンティティ、受験勉強や子育てまで、34ものキーワードをもとに、そうした漠然とした不安に一つ一つ丁寧に答えていく。例えば、常時ネットに接続され、仕事とプライベートが混在する現代ではワークライフバランスではなく、「ワークアズライフ」を提唱する。

 通読すれば、これからの生き方・働き方・生活習慣や、機械と人間の関係がどのように変化し、われわれは自身のマインドセットや働き方をどのように変えていけば良いのかが見えてくる。著者の落合陽一氏は、筑波大学助教、電通 ISIDメディアアルケミスト、博報堂プロダクツフェロー、メディアアーティストなどとして、多くの分野で国際的に活躍する気鋭の研究者。「現代の魔法使い」とも呼ばれる著者の思考回路から、多くの示唆が得られる一冊だ。

著者:落合陽一(オチアイ ヨウイチ)
 メディアアーティスト、博士(学際情報学/東京大学)。筑波大学助教・デジタルネイチャー研究室主宰、Pixie Dust Technologies.Inc CEO、VRコンソーシアム理事。一般社団法人未踏理事。電通ISIDメディアアルケミスト。博報堂プロダクツフェロー。
 1987年東京都生まれ。筑波大学でメディア芸術を学び、情報学群情報メディア創成学類を卒業。大学院ではヒューマンインターフェースエ学およびコンピュータグラフィクスを専攻し、東京大学学際情報学府にて博士号を取得(学際情報学府初の早期修了者)。2015年より現職。専門は CGH、HCI、VR、視覚聴覚触覚ディスプレイ、デジタルファブリケーション。映像を超えたマルチメディアの可能性に関心があり、映像と物質の垣根を再構築する表現を計算機物理場(計算機ホログラム)によって実現するなど、計算機時代の自然観としてデジタルネイチャーと呼ばれるビジョンに基づき研究に従事。
 情報処理推進機綱より天才プログラマー/スーパークリエータ認定に認定、経産省より Innovative Technologies 3年連続選出、総務省より異能 vation認定。2015年米国 WTNより World Technology Award 2015、2016年 Ars Electronica より Prix Ars Electronica、EUより STARTS Prizeを受賞、欧州最大の VR賞である Laval Virtual Awardを 2014から 3年連続で受賞。また、2016年末から、自身初となる大規模個展「Image and Matter:Cyber Arts towards Digital Nature」をマレーシア・クアラルンプールで開催。国内個展「Imago et Materia」(Axiom、六本木)、グループ展「県北芸術祭」「Media Ambition Tokyo」などに参加。Sekai No Owari、Dom Perignon、Lexus、ONE OK ROCK、カナヘイ、Sword Art Onlineなど、作家やアーティスト、ブランドとのコラボレーション作品の制作や演出も手掛ける。著書に『魔法の世紀』(PLANETS)、『これからの世界をつくる仲間たちへ』(小学館)がある。
プロローグ インターネットの身体化から、シンギュラリティ前夜へ
第1章 超AI時代の「生き方」
第2章 超AI時代の「働き方」
第3章 超AI時代の「生活習慣」
エピローグ ユビキタス社会からデジタルネイチャーへ

要約ダイジェスト

これからは、「ワークク“アズ”ライフ」を見つけられたものが生き残る

 古くから言われているワークライフバランス。今の社会に即すと、この言葉にとても違和感をおぼえる。いつでもどこでも情報と繋がり、いつでも仕事とプライベートが混在するような世界になった今、ワークがライフでない時点で、言葉が実生活と矛盾している。そこで、

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