『仕事は人間関係が9割』
(宮本実果/著)

  • 本書の概要
  • 著者プロフィール
  • 目次
 ビジネスパーソンは、仕事を進めていく上で数多くのストレスに悩まされる。では、そのストレスの要因のトップは何か。多くの調査研究によれば、それは「人間関係」である。本書では、産業カウンセラーとして活躍する著者が、そうした人間関係や感情に振り回されないコミュニケーションスキルを伝授する。

 本書では、友人を中心としたいわゆる一般的なコミュニケーションと、ビジネスコミュニケ―ションを別のものとして定義している。最も大きな違いはその目的であり、ビジネスコミュニケーションは人間関係構築ではなく、ビジネス上の成果が目的なのだ。それゆえ、ビジネス上の人間関係はスキルとして学ぶこともできるのだ。

 そこで本書では、実際の事例をもとに、ビジネスにおいて「つい嫌われないような発言をしてしまう」「やりたい仕事を任せてもらえない」「イライラした人と話すと引きずられてしまう」といった人間関係の悩みを解決し、信頼関係を構築するまでをストーリーを交えてわかりやすく解説している。

 一読すれば、「傾聴スキル」「ノンバーバルコミュニケーション」「本音コミュニケーション」などのスキルのみならず、仕事を楽しんでキャリアを構築する秘訣まで理解できるはずだ。職場での人間関係に悩む若手・中堅ビジネスパーソンはもちろん、部下とのコミュニケーションをレベルアップさせたいマネジャー層にもぜひご一読いただきたい。

著者:宮本 実果(ミヤモト ミカ)
 MICA COCORO代表 産業カウンセラー。1975年1月生まれ。会社員歴と産業カウンセラー歴がともに10年。キャリアは専門学校職員、フリーアナウンサー、鉄道企業本社広報、団体職員、人材開発コンサルタント。フリーアナウンサー時代は、ラジオ・TV、TVCMソング、ナレーション、イベントMCなど多数実績あり。鉄道企業広報勤務の時に人材マネジメントに興味を抱き、大学へ編入学・卒業。2006年(一社)日本産業カウンセラー協会産業カウンセラー取得。人材開発コンサルタントを経て、2007年6月、MICA COCOROを開業。
 パーソナルセッションでは6,000件以上、セミナー講師、WEBサイト相談、大学生のためのキャリアセミナー、社員研修、個人研修などを含め、のべ8,000件以上の実績がある。2015年よりビジネスパーソンに向けた「知る・学ぶ・通用する」スキルを社外で学ぶ「Next Stage Project」を立ち上げ、プロデュースも行う。また、母校の大学にて「産業カウンセラーのキャリアの活かし方」特別講演も実施。様々な視点を持ち続けるため、大学院生(MBA)としても在学中。自らが学び続けることの重要性を体現している。
序章「先生、僕はつい、みんなから好かれたいって思ってしまいます! 」「好かれる人よりも、信頼される人の方が魅力的です」
1章「先生、上司が私の考えを認めてくれません! 」「問題点を見つめて、理由を探ってみましょう」
2章「先生、やりたい仕事をなぜだか任せてもらえません」「伝え方をグレードアップすればきっと説得できますよ」
3章「先生、イライラした人と話すと僕まで引きずられてしまいます」「話の聴き方を工夫すると、冷静に対処できますよ! 」
4章「先生、言葉を尽くしているのにぜんぜん伝わりません! 」「それなら、言葉以外を磨いてみませんか?」
5章「先生、この先も仕事のことばかり考える人生なのでしょうか」「楽しいと思える人生の中に仕事があるんです」

要約ダイジェスト

重要なのは、信頼されるコミュニケーションスキル

 これまで、パーソナルセッションや社員研修、個人研修、企業内における個人面談など 8,000件ほどのビジネスパーソンの悩みを解決までサポートしてきたが、話を聴いてみるとその 9割が人間関係での相談だった。

 つまり、自分にはコントロール不可能の他人になりたい自分になることを足止めされてしまうのだ。一般的に、自己啓発セミナーや書籍では、

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