『明日に疲れを持ち越さない プロフェッショナルの仕事術』
(渡部 卓/著)

  • 本書の概要
  • 著者プロフィール
  • 目次
 ビジネスにおける「プロフェッショナル」とは、常に結果を出し続ける人物を指し、その土台として、体調や気分に左右されることなく常に高いパフォーマンスを維持することが求められる。ただし、産業カウンセラー、エグゼクティブ・コーチとして活躍する著者によれば、彼らは、精神的にも肉体的にも「疲れ知らず」なのではない。

 彼らは、なるべく疲れずに結果を出す方法と、明日に疲れを持ち越さない、すなわち疲れてもいち早く回復する技術を持っているのだという。そんなプロフェッショナルとしての「疲れない」コツをまとめたのが本書である。一読すれば、これらが持って生まれた体力やセンスではなく、身に付けられる技術だとわかるだろう。

 本書では、疲れの基本構造、睡眠や食事といった基本の生活習慣から、疲れをためないメンタリティ、効率的に休む技術まで解説されている。また、医学的知見のみならず、仕事のストレスの大半を占める人間関係や仕事の意義、社会との関わりなど、ビジネスパーソンを取り巻く多くの状況への対処も説かれた実践的な内容だ。

 今は体力や気力に任せて働いている若手ビジネスパーソンから、最近は疲れがとれづらくなったという方まで、ぜひご一読いただきたい。本書で正しい知識を得て、正しく実践することにより、今後10年、20年先のビジネスパーソンとしての長期的成果が確実に変わってくるはずだ。

著者:渡部 卓(ワタナベ タカシ)
 ライフバランスマネジメント研究所代表、帝京平成大学現代ライフ学部教授、産業カウンセラー、エグゼクティブ・コーチ。1979年早稲田大学政経学部卒。モービル石油入社後、コーネル大学で人事組織論を学び、ノースウェスタン大学ケロッグ経営大学院でMBAを取得。
 90年日本ペプシコ社入社後、AOL、シスコシステムズ、ネットエイジを経て、2003年ライフバランスマネジメント社設立。職場のメンタルヘルス、コミュニケーション対策の第一人者として、講演、企業研修、教育分野、マスコミでの実績は多数に上る。主な著書に『折れない心をつくるシンプルな習慣』(日本経済新聞社)、監修書に『はたらく人のコンディショニング事典』(クロスメディア・パブリッシング)。
序章 「仕事で疲れない」にはコツがある プロフェッショナルの定義
第1章 ベストコンディションをキープする 疲れと仕事 基礎知識
第2章 疲れにくい心と体のベースをつくる プロフェッショナルの生活習慣
第3章 ストレス・プレッシャーに強くなる 心の疲れを溜めない思考法
第4章 残業ゼロでも結果が出まくる 超・効率仕事術
第5章 仕事は人間関係が9割 ムダなストレスを生まない調整力
第6章 疲れを速攻吹き飛ばす 働くための休息術
終章 プロフェッショナル総論 「仕事で疲れない」人の資質

要約ダイジェスト

仕事のプロは疲れを制する

 プロのビジネスパーソンに共通するのは、疲れやストレスのマネジメントに長けていることだ。自分にとってムダなことは極力やらないし、仕事中も上手に休んでいる。そして、

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