『大事なことを一瞬で説明できる本』
(木暮太一/著)

  • 本書の概要
  • 著者プロフィール
  • 目次
 ある調査でビジネスパーソン 1,000人に「あなたは説明が得意ですか、苦手ですか」と質問したところ、「苦手」と答えた人の割合は、81.4%にも上ったという。ビジネスにおいては、社内外のコミュニケーションで「説明」は必須の能力だが、このように苦手意識を持つ方が多く、身に付ければ強力な武器となるのも「説明」能力なのだ。

 また、日本では、相手の気持ちがわかる子供に育ってほしいと願う親が多い一方、アメリカでは、自分の意見を言える子どもになってほしいという意向が強いという。これは、これまで日本では重きがおかれていなかった説明・発信能力が、今後加速するグローバル社会ではさらに重要となることを意味している。

 そこで本書では、テレビコメンテーターや企業・団体向け「説明力養成講座」講師を努め、著書累計 135万部のベストセラー作家でもある小暮太一氏が、わかりやすい説明とは何かを解き明かしている。著者によれば、説明とはセンスではなく科学である。すなわち、わかりづらい説明には理由があり、わかりやすい説明の「公式」も存在するのだ。

 具体的には、わかりやすく説明する公式といえる「テンプレップ」の法則、相手の興味をひきつける「つかみ」の技術、説明で「人を動かす」コツなど、著者独自のノウハウが余すところなく解説され、説明やプレゼンテーションに苦手意識があるビジネスパーソンはもちろん、部下を指導する立場にある管理職や経営層の方まで役立つ一冊である。

著者:木暮 太一(コグレ タイチ)
 作家、一般社団法人教育コミュニケーション協会代表理事。慶應義塾大学経済学部を卒業後、富士フイルム、サイバーエージェント、リクルートを経て独立。学生時代から難しいことを簡単に説明すること、頭の中を言語化することに定評があり、大学時代に自作した経済学の解説本が学内で爆発的にヒット。現在も経済学部の必読書としてロングセラーに。
 相手の目線に立った話し方・伝え方が、「実務経験者ならでは」と各方面から高評を博し、現在では、企業・団体向けに「説明力養成講座」を実施している。フジテレビ「とくダネ!」レギュラーコメンテーター、フジテレビ「ネプリーグ」、NHKEテレ「ニッポンのジレンマ」「テストの花道」などメディア出演多数。著書に『「自分の言葉」で人を動かす』(文響社)、『カイジ「命より重い!」お金の話』(サンマーク出版)、『今までで一番やさしい経済の教科書』(ダイヤモンド社)など多数があり、累計135万部。
一般社団法人教育コミュニケーション協会
(http://educommunication.or.jp/)
序 章 説明がうまくいかないのは理由がある
第1章 説明はつかみが大事!
第2章 説明がうまくなるコツ「整理する力」
第3章 説明で一目置かれるようになる「かみ砕く力」
第4章 最短・最小限の説明で「人を動かす力」を磨く
第5章 短くても、的確に説明する

要約ダイジェスト

わかりやすい説明とは何か

 約20年以上の間、「わかりやすい説明とはどのようなものか」を考えてきた結果、「説明」とはセンスではなく、科学であるということがわかった。わかりづらい説明には必ず理由があるし、わかりやすくする「公式」がある。そしてそれを身につければ、

続きを読むには会員登録が必要です。

© 2017 ZENBOOKS,Inc. All Rights Reserved.
要約記事は出版社または著作者から適法に許諾を取得し、作成・掲載しています。本記事の知的所有権は株式会社ゼンブックスに帰属し、本記事を無断で複製、配布、譲渡することは固く禁じます

特集