『流れをつかむ日本の歴史』
(山本博文/著)

  • 本書の概要
  • 著者プロフィール
  • 目次
 学生時代、日本史の教科書は年号と事件の羅列のように思え、いまひとつ面白さがわからなかったという方も多いのではないだろうか。それは、ひとつひとつの出来事の間のストーリーがつかめないからだ。本書はまさにそんなビジネスパーソンのために、「歴史の流れ」と全体像を理解するための一冊だ。

 歴史の変遷はそのまま人や組織の栄枯盛衰のケーススタディであり、現代人にとっても、多数のヒントが眠っている。歴史を使いこなせないのは大きな損失だ。また、国際化が進むビジネスの世界でも、相手の国の歴史はもちろん、自国の歴史や文化、それを踏まえた未来について語れなければ真の相互理解は進まない。

 本書は、原始から現代までの流れを一気に理解することができる「通史」であり、「日本人はどこから来たのか」「江戸幕府はなぜ長期にわたり安定したのか」など、点と点がつながって、新たな視野が開かれる感覚が得られるはずだ。本書では教科書にはまだ採用されていない最新の研究成果も踏まえられ、決定版ともいえる内容となっている。

 著者は、大人にも支持され、累計200万部を突破したベストセラー 角川まんが学習シリーズ『日本の歴史』監修者であり、NHK教育テレビ「知恵泉(ちえいず)」などにも出演する東京大学の山本博文教授。ぜひ通読して日本史の面白さを再発見してほしい。

著者:山本博文(やまもとひろふみ)
 1957年、岡山県生まれ。東京大学文学部国史学科卒業。文学博士。東京大学史料編纂所教授。専門は近世日本政治・外交史。『江戸お留守居役の日記』(読売新聞社、講談社学術文庫)で第40回日本エッセイスト・クラブ賞を受賞。著書に『歴史をつかむ技法』(新潮新書)、『大江戸御家相続』(朝日新書)など多数。角川まんが学習シリーズ『日本の歴史』の全巻監修を担当。NHKEテレ「知恵泉」などテレビ出演も多数。
序章
・第1部原始・古代
1章 ヤマト政権の成立~旧石器・縄文・弥生・古墳時代
2章 飛鳥の朝廷と平城京~飛鳥・奈良時代
3章 王朝国家の成立と摂関政治~平安時代前期・中期
・第2部 中世
1章 院政と平氏政権~平安時代後期
2章 最初の武家政権~鎌倉時代
3章 南北朝と室町幕府~室町幕府
4章 戦国時代
・第3部 近世
1章 織豊政権~安土・桃山時代
2章 天下泰平の時代~江戸幕府
3章 幕末の動乱
・第4部 近代
1章 近代国家の成立~明治時代
2章 大正デモクラシー大正時代
3章 戦争の時代~昭和時代前期
終章 現代の日本と世界

要約ダイジェスト

日本史の流れをつかむ

 日本史を学ぶ上で重要なのは、「歴史の流れをつかむ」であり、まず時代の推移を理解することが必要だ。日本史は、大きく、原始時代、古代、中世、近世、近代、現代と分けられ、歴史教科書は、原始・古代、中世、近世、近代・現代の 4部構成となっている。

 これをさらに細分化すると、

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