『アクションリーディング 』
(赤羽雄二/著)

  • 本書の概要
  • 著者プロフィール
  • 目次
 読書好きの方で、つい本を読み過ぎてしまうということはないだろうか?これは目的を持たず、読書のための読書をしてしまうから起こることだ。このような「受け身」の読書法に対して本書で提唱されているのが、「目的」と「行動」を意識した「攻め」の読書術である「アクションリーディング(行動読書)」である。

「アクションリーディング」とは、文字通り、読書を行動につなげるための本の読み方だ。著者はマッキンゼーを経て起業し、著書『ゼロ秒思考』もベストセラーとなった赤羽雄二氏。マッキンゼー時代は、15冊もの書籍を数日間で読むこともあったという。著者は社会人として活躍できたのは、幼少時から続けていた読書のおかげだと語る。

 しかし、あえて「本を読み過ぎないようにする」など、その読書術は一味違う。著者によれば、デキる人は忙しくても必ず本を読んでいる。彼らは「目的」があるからこそ早く本を読み、すぐに「行動」につなげることができるのだ。本書ではそのための本の選び方からインプットの仕方、アウトプットのフォーマットまで解説されている。

 本書ではまた、読書に限らず、ネット、リアルでの勉強会など、情報収集全般について言及されている。あらゆる情報収集は行動につなげる手段なのだから、本来はそのようにとらえるべきなのだ。本を今以上に読みたい方はもちろん、読書を「行動」や「実践」につなげることに課題感を持っている方もぜひご一読いただきたい。

著者:赤羽雄二(アカバ ユウジ)
 東京大学工学部を1978年に卒業後、小松製作所で建設現場用ダンプトラックの設計・開発に携わる。 1983年よりスタンフォード大学大学院に留学し、機械工学修士、修士上級課程を修了。1986年、マッキンゼーに入社。経営戦略立案と実行支援、新組織設計と導入、マーケティング、新事業立ち上げなど多数のプロジェクトをリード。1990年にはマッキンゼーソウルオフィスをゼロから立ち上げ、120名強に成長させる原動力となるとともに、韓国企業、特にLGグループの世界的な躍進を支えた。
 2002年、「日本発の世界的ベンチャー」を1社でも多く生み出すことを使命としてブレークスルーパートナーズ株式会社を共同創業。最近は、大企業の経営改革、経営人材育成、新事業創出、オープンイノベーションにも取り組んでいる。著書に『ゼロ秒思考』『速さは全てを解決する』『ゼロ秒思考[行動編]』(ダイヤモンド社)、『世界基準の上司』(KADOKAWA)、『マンガでわかる! マッキンゼー式ロジカルシンキング』『マンガでわかる! マッキンゼー式リーダー論』(宝島社)、『世界一シンプルなこころの整理法』(朝日新聞出版)、『頭が真っ白になりそうな時、さらりと切り返す話し方』(KKベストセラーズ)、『7日で作る事業計画書』(明日香出版社)、『頭を前向きにする習慣』(幻冬舎エデュケーション新書)、『もうこれで英語に挫折しない』(祥伝社)がある。
序章 「読みたくても本が読めない」5つの理由
第1章 なぜ、できる人は忙しくても本を読むのか
第2章 できる人は忙しくても、なぜ本が読めるのか
第3章 短い時間で、読んだ内容を身につける「集中読書」術
第4章 できる人は、読んだ本をどう活かすか
第5章 ムダな本で時間を費やさないために
【付録・私がお勧めする20冊】

要約ダイジェスト

忙しい人のための「攻め」の読書

「本を読む時間がない」「買っても、読み切れないままの本が、結構ある」という方に提案したいのが、「受け身」から「攻め」の読書スタイルに変える、ということだ。「できる人」は、本に対して積極的な「攻め」の読書スタイルをとる。すなわち、時間がないなかでも必要なものを選び、時間を無駄にせず読み、読んだ内容を自分のものにするのだ。

 特に差がつくのは、本をいかに自分の仕事や成長に活かしているか、

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