『大富豪が実践しているお金の哲学』
(冨田和成/著)

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  • 目次
 節約するために食費を切り詰めようとする方は多いが、実はそれこそがお金が貯まらない原因かもしれない。本書によれば、大富豪(金融資産1億円以上保有)は食費を削ったりはしない。なぜなら、500円のランチを200円にしたところで月数千円の節約効果しかないし、添加物たっぷりの食事で長期的に健康を害したら元も子もないからだ。

 このように、大富豪は支出を「消費」ではなく「投資」と考え、より大きなリターンを得るためであれば出費を惜しまないという。本書ではそんな大富豪のお金の哲学を、証券会社のプライベートバンキング部門で数多くの超富裕層と接してきた著者が解説する。

 こうした「投資マインド」は、少ない資源を最大限活用する企業経営に通底する。つまり仕事にも活かせるマインドであり、日本の大富豪の約半数が経営者だという調査結果も頷ける。本書では「大富豪」「小金持ち」「一般人」それぞれのマインドや習慣の違いが、お金の「使い方」「増やし方」「守り方」に分けてわかりやすく示されている。

 著者は野村證券で多くの営業記録を樹立し、プライベートバンキング部門、ASEAN地域の経営戦略担当などを経て、Fintech企業として話題を呼ぶ株式会社 ZUUを設立した人物。月末になるとお金が足りなくなる方、貯金がなかなか貯まらない方はもちろん、これから起業や投資を考えている方まで大いに参考にできるはずだ。

著者:冨田和成(トミタ カズマサ)
 株式会社ZUU 代表取締役社長兼CEO。神奈川県出身。一橋大学卒。大学在学中にIT分野にて起業。卒業後、野村證券にて数々の営業記録を樹立し、最年少で本社の超富裕層向けプライベートバンク部門に異動。その後、シンガポールでのビジネススクール留学を経て、タイにてASEAN地域の経営戦略を担当。
 2013年、「世界中の誰もが全力で夢に挑戦できる世界を創る」ことをミッションとして株式会社ZUUを設立。 FinTech企業の一角として、月間250万人を集める金融メディア「ZUU online」や、主要なピッチコンテストでも受賞歴のある投資判断ツール「ZUU Signals」で注目を集める。これまでにシリコンバレーのベンチャーキャピタル含む総額5.5 億円の資金調達を行なう。最近は金融機関のFintech推進コンサルティングやデジタルマーケティング支援なども行い、リテール金融のIT化を推進している。
第1章 一般人と小金持ちと大富豪の違い
第2章 大富豪のお金の使い方
第3章 大富豪のお金の増やし方
第4章 大富豪のお金の守り方

要約ダイジェスト

大富豪のお金の哲学

「今月からしっかり家計簿をつけてお金を増やしていこう」そう意気込んで真っ先に食費を削った経験はないだろうか?朝食を抜き、ランチをカップラーメンで済ませ、夜は自炊。たしかにそれを続ければ毎月数万円は節約できる。

 しかし、大富豪になるような人はこうしたアプローチをとらない。食費を削る手段は一見合理的だが、

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