- 本書の概要
- 著者プロフィール
リーダーのためのコミュニケーション手法を説いた『人を動かす』、現代人のための悩みや苦しみへの対処法を提示した『道は開ける』は、デール・カーネギーの代表的著作であり、全世界で2,000万部超を売り上げる世界的ベストセラーである。書名は聞いたことがあるという方も多いのではないだろうか。
本書はそんな『人を動かす』と『道は開ける』のエッセンスである、『人を動かす』のなかの「ほめる」、『道を動かす』の「最悪を受け入れ、脱することに集中する」といった原則を、対人心理学の第一人者が解説した一冊。著者は人間関係の悩みの克服を主眼とする社会心理学の対人心理学の専門家であり、長年カーネギーの著作を研究してきた。
本書ではまた、カーネギーの教えをより活かすための実践トレーニングや「相づち」「うなずき方」など日本的のカルチャーにもなじみ深いコミュニケーションスキルも解説されている。一読すれば、最新の心理学の研究成果とも重なるカーネギーの教えの本質を知り、実践にまでつなげることができるはずだ。
著者:齊藤 勇(サイトウ イサム)
対人心理学者。立正大学名誉教授、大阪経済大学客員教授、ミンダナオ国際大学客員教授。日本ビジネス心理学会会長。1943年生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士課程修了。カリフォルニア大学留学。文学博士。専門は、対人・社会心理学。特に人間関係の心理学として、対人感情の心理、自己呈示の心理などを研究。マスコミやTV出演などで、啓蒙的な心理学の普及にも尽力し、TV番組「それいけ!!ココロジー」の監修を務めるなど、心理学ブームの火つけ役となった。
『心理分析ができる本』(三笠書房)、『図解雑学 見た目でわかる外見心理学』(ナツメ社) 、『イラストレート 人間関係の心理学』(誠信書房)、『なぜ、嫌われ者だけが出世するのか?』(プレジデント社)など、編・著書・監修多数。企業社会や学校などで起こる「人間の足の引っ張り合い」や「いじめ」に関して、社会心理学者としてユニークでわかりやすい論陣を張る。
対人心理学者。立正大学名誉教授、大阪経済大学客員教授、ミンダナオ国際大学客員教授。日本ビジネス心理学会会長。1943年生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士課程修了。カリフォルニア大学留学。文学博士。専門は、対人・社会心理学。特に人間関係の心理学として、対人感情の心理、自己呈示の心理などを研究。マスコミやTV出演などで、啓蒙的な心理学の普及にも尽力し、TV番組「それいけ!!ココロジー」の監修を務めるなど、心理学ブームの火つけ役となった。
『心理分析ができる本』(三笠書房)、『図解雑学 見た目でわかる外見心理学』(ナツメ社) 、『イラストレート 人間関係の心理学』(誠信書房)、『なぜ、嫌われ者だけが出世するのか?』(プレジデント社)など、編・著書・監修多数。企業社会や学校などで起こる「人間の足の引っ張り合い」や「いじめ」に関して、社会心理学者としてユニークでわかりやすい論陣を張る。
1.人を動かそうとする前に、まず人に好かれよ
人の心をつかむ原則はまず「ほめる」ことから
なぜ、失敗を指摘するだけではいけないのか?
人を動かすのは理屈ではなく、感情である、ほか
2.悩みは正面から対峙せず、意識の外に追いやる
最悪を受け止め、脱することに集中する
人を恨んでしまいそうな時にすべきこと
恩返しの期待が大いなる悩みの源となる ほか
3.カーネギーの教えを体得する実践トレーニング
上司がしてはいけない12の言動
上司が、もっと話したくなる部下の「相づち」の極意
会話が途切れない「うなずき」方のコツ
人の心をつかむ原則はまず「ほめる」ことから
なぜ、失敗を指摘するだけではいけないのか?
人を動かすのは理屈ではなく、感情である、ほか
2.悩みは正面から対峙せず、意識の外に追いやる
最悪を受け止め、脱することに集中する
人を恨んでしまいそうな時にすべきこと
恩返しの期待が大いなる悩みの源となる ほか
3.カーネギーの教えを体得する実践トレーニング
上司がしてはいけない12の言動
上司が、もっと話したくなる部下の「相づち」の極意
会話が途切れない「うなずき」方のコツ
要約ダイジェスト
人を動かそうとする前に、まず人に好かれよ
人の心をつかむ原則はまず「ほめる」ことから
デール・カーネギーが『人を動かす』の中で強く訴えるのが、「人を変える9原則」と題した実践的なパートだ。リーダーやマネジメントをする立場の人が相手の心をとらえて動かすための要の原則で、
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