『仕事のスピード・質が劇的に上がる すごいメモ。』
(小西 利行/著)

  • 本書の概要
  • 著者プロフィール
  • 目次
 議事録から資料作成、プレゼンまで、仕事とメモは切り離せない。だが、仕事で取ったメモをほとんど見返したことがない…、効果的なメモの取り方がわからない…という方は多いのではないだろうか。本書は、そんな取りっぱなしのメモではなく、アイデア発想につなげる「攻め」のメモ術を解説した一冊だ。

 著者はメモ術を磨くことで、仕事のクオリティが飛躍的にアップし、日産セレナの「モノより思い出。」のコピーや、「伊右衛門」「ザ・プレミアムモルツ」など、多くのヒット商品を生み出した敏腕コピーライターの小西利行氏。著者の考えでは、メモは「過去」のことを記録するためではなく、「未来の自分」に向けて書いてこそ役立つものになるという。

 具体的には、「○」や「←」などの記号を多用する、潜在ニーズの発見や新規アイデア発想をノートで行う「三画メモ」など、情報をまとめ、アイデアや気付きを生み、人に伝えるための実践的なメモ術が多数解説されている。一読すれば、明日から取り入れられるメモ術がいくつも見つかるはずだ。

 本書は企画、プレゼン、会議などでアイデアに詰まった時、情報を整理したい時など、様々な場面で応用でき、さらに巻末にはベストセラー作家 伊坂幸太郎氏の興味深いメモ術も解説されている。企画職など常にアイデア出しを迫られているビジネスパーソンはもちろん、日々多すぎる情報の処理に悩まされている方もぜひご一読いただきたい。

著者:小西 利行(コニシ トシユキ)
 1968年生まれ。京都府出身。大阪大学卒業後、1993年に株式会社博報堂入社。2006年に独立し、POOL inc.を設立。「伝わる言葉」を掲げ、CM制作から商品開発、都市開発までを手がける。主な仕事に、サントリー「伊右衛門」「ザ・プレミアム・モルツ」、TOYOTA「もっとよくしよう」、ライザップ、PlayStation4「できないことが、できるって、最高だ」キャンペーンなど。また新商品開発にも多数携わり、ハウス「こくまろカレー」や「伊右衛門」、ザ・プレミアム・モルツ「マスターズドリーム」、ロート製薬「SUGAO」などのヒット商品を量産。
 数々の店舗、商業ビルなどのプロデュースも行ない、2008年「イオンレイクタウン」のクリエイティブ・ディレクションで、国際SC協会世界大会にて日本初となる「サステナブルデザインアワード」最高賞を受賞。「一風堂」国内&世界戦略プロデュース、吉野家、バーニーズ・ニューヨークなどのブランディングを手がけている。CLIO、ONE SHOWなどの海外広告賞を多数受賞。著書に、『伝わっているか?』(宣伝会議)がある。
序章 未来メモをはじめよう
第1章 まとメモ
 1 3つの「◯」
 2 矢印「←」
 3 記号
 4 吹き出し
 5 デジメモ検索
第2章 つくメモ
 1 ハードルメモ
 2 マンガメモ
 3 ブラック三角メモ
 4 ホワイト三角メモ
 5 つなぎメモ
 6 あまのじゃくメモ
第3章 つたメモ
 1 『見出し』メモ
 2 ズメモ
 3 スピーチメモ
第4章 たつメモ

要約ダイジェスト

「未来メモ」をはじめよう

 メモはいい仕事をするうえで大切な5つのポイント(整理、設定、考察、発見、指示)に関わっている。それゆえ、メモの取り方をもっと効率的に、そして効果的に変えることができれば、仕事のスピードや質は、面白いように向上する。

 メモの本当の効果とは、「聞いたことを忘れないため」ではなく、「考えるきっかけ」をつくることだ。そのためには、まずは「未来の自分」に教えるようにメモを取ってほしい。「どこから考え始めるべきか?」「どこがポイントか?」を書き残すなど、どうすれば未来の自分に伝わるかを考えることが大切なのだ。

 こうした「未来メモ」には、大きく3つの種類がある。1つめは「まとメモ」で、

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