『心理学的に正しいプレゼン』
(スーザン・ワインチェンク/著)

  • 本書の概要
  • 著者プロフィール
  • 目次
 プレゼンテーションやマーケティング、コーチングなど、コミュニケーション全般で欠かせないこと、それは「人」を知る、すなわち人間の心理について学ぶことである。本書は、そんな心理学の最新の研究成果を取り入れ、強力なプレゼンテーションをどう組み立て、聴衆に届けるべきかを説いた一冊である。

 話の内容を「記憶させる」、聴衆を前のめりにさせ「心をつかみ熱中させる」「活気を生む環境をつくる」「行動を起こさせる」といったテクニックから、プレゼンテーションの組み立て方、90日間の改造計画など実践的な手法まで解説され、プレゼンテーションや営業提案を作るあらゆる事柄に言及されている。

 紹介されているアプローチは心理学の知見に裏付けられ、かつ著者の実体験も踏まえたもので、ほぼ全てのビジネスパーソンが、自分なりに使える部分を見つけられるはずだ。また、そもそもビジネスが「人」と「人」とのやりとりである以上、その知見はプレゼンテーションに限らず、ビジネス全般に役立つものとなっている。

 著者は、心理学の最新知見をデザインに応用する研究を30年以上続ける心理学者で、1,000社以上の一流企業で教え、これまで数え切れないほどのプレゼンテーションを成功させてきた、実務経験も豊富な人物。

著者:スーザン・ワインチェンク(Susan Weinschenk)
 米ヒューマン・ファクターズ・インターナショナル社UXストラテジー部門の責任者。博士(心理学)。心理学の最先端研究をデザインに応用する方法を30年以上に渡って研究し続けている。『インターフェースデザインの心理学』(オライリージャパン、2012年)はUI設計者から高く評価され、ロングセラーとなっている。

翻訳:壁谷さくら(カベヤ サクラ)
 翻訳家。1979年生まれ。横浜市立大学卒業

序章 すぐれたプレゼンターになるための心理学の活用法
第1章 人はどのように考え、学ぶか
第2章 人の注意をどのように引きつけ、保つか
第3章 人をどのように行動を起こす気にさせるか
第4章 人はどのように聞き、どのように見るか
第5章 人はどのように環境に反応するか 第6章 人はどのように感情を動かすか
第7章 人はどのようにあなたに反応するか
第8章 人はどのように行動を起こす決断をするか
第9章 プレゼンテーションの組み立てかた
第10章 90日間の改革計画

要約ダイジェスト

心理学を活用して、すぐれたブレゼンターになる

 世界中で毎日、何百万ものプレゼンテーションが行なわれ、すばらしい内容のものがあれば、退屈極まりないものもある。しかし、どんなプレゼンテーションも、2つの立場から成り立つ。すなわち話をするあなたと、聞く聴衆だ。

 すばらしいプレゼンテーションを行ないたければ、人について多くのことを知らなければならない。人がどのように考え、

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