『強いカラダ・ココロ・アタマをつくる はたらく人のコンディショニング事典』(岩崎一郎ほか監修)

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  • 著者プロフィール
  • 目次
 徹夜明けでは頭が働かないように、どんなに「能力」が高くても、体調や精神状態などの「コンディション」が悪ければ仕事上のパフォーマンスは発揮できない。それゆえ、ビジネスパーソンにとって自身のベストコンディションを維持するために、脳や身体、心の仕組みを知っておくことは必須の教養と言えるだろう。

 本書は、そんなビジネスパーソン必須のコンディショニング知識を「アタマ」「カラダ」「ココロ」に分けて解説した便利な入門書だ。その内容は多岐にわたり、食事、睡眠、体質、筋力トレーニングから記憶力や感情の整理法まで、最新のエビデンス(実証済みの根拠)に基づき、必要十分な内容が素人にもわかりやすく説かれている。

 例えば、心や体の疲れの多くは自律神経のバランスの乱れが引き起こす、といった原因と対策がセットになり、すぐに実践できる内容が紹介されている。監修は脳科学や栄養学、産業カウンセリングなど、ビジネスや生活指導の第一線で活躍する3名の専門家。

 「疲れがとれない」「職場の人間関係でストレスがたまっている」「体重が増えてしまった」「集中力が不足気味…」といった悩みをお持ちの方は、男女問わずぜひご一読頂きたい。まずは一つでもいいから本書の内容を実践してみることが、ベストパフォーマンスを生み出す第一歩となるだろう。

監修:岩崎一郎(イワサキ イチロウ)
 脳科学者・医学博士 京都大学卒業後、米国留学し、ノーベル賞受賞教授の下で博士号取得。通産省主任研究官、ノースウェスタン大学医学部脳神経科学研究所の准教授を歴任。帰国後、国際コミュニケーション・トレーニング(株)を設立。脳科学をビジネスに応用して企業・個人の価値を高める独自の研修や習慣化プログラム、コンサルティング等を提供している。

監修:松村和夏(マツムラ ワカ)
 女子栄養大学の「臨床栄養医学研究室」にて、生活習慣病の研究に携わったのち、「管理栄養士免許」「調理師免許」「食生活アドバイザー」等、飲食に関する資格を取得。現在は看護学校、大学院にて講師として勤務しながら、広尾料理倶楽部の主催や料理研究、飲食店のメニューアドバイザーとしても活躍。

監修:渡部卓(ワタナベ タカシ)
 ライフバランスマネジメント研究所代表、帝京平成大学現代ライフ学部教授、産業カウンセラー、エグゼクティブ・コーチ。早稲田大学卒業後、モービル石油入社。コーネル大学で人事組織論を学び、ノースウェスタン大学ケロッグ経営大学院でMBA取得。2003年ライフバランスマネジメント社設立。職場のメンタルヘルスの第一人者として講演、企業研修等に取り組む。

第1章 カラダを鍛える37のヒント
第2章 アタマを鍛える21のヒント
第3章 ココロを鍛える16のヒント

要約ダイジェスト

カラダを鍛えるヒント

疲れはどこからやってくる?:

 体や心の疲れの原因は、ずばり体を活動的にさせる交感神経と、リラックスさせる副交感神経のバランスの崩れにある。仕事などに集中すると交感神経優位になり、呼吸数、心拍数、血圧が上がるが、次第に酸素を取り込む量が減り、血中酸素濃度と血糖値が低下して血行も悪くなる。

 だから、疲れをためないためには、

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